あれは,あれで良いのかなPART2

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「ドスペ」大地震特集は珍しく役に立った

2006年01月15日 23時57分03秒 | ひじょーに危険です
14日にテレビ朝日系で放送された「ドスペ」で,大地震特集を行っていました。
実は,途中でうたた寝をしたり,裏番組のガリバー旅行記のあらすじが気になるなどしていたために,すべてを真剣に見ていた訳ではありません。
しかしながら,いくつかタメになる話がありましたので,参考になればと思い紹介したいと思います。
なお,ISANAさまのブログ「防砂:明日は我が身」において,このドスペの内容やそれについての関連記事を紹介しています。防災について非常に役に立つ記事が多数ありまして,私自身このブログを見て防災用品を補充するなどしましたので,是非ともご覧いただければと思います。

さて,感想をいくつか(かなり幼稚な感想ですが,その点はご容赦を!)

1 エレベータの天井って,中から開かないそうです。(天井開けて脱出しているのは,映画の世界だけだそうです。知らなかった
  閉じこめられたときは,ドアから出るしか手段がないため,最悪1週間はエレベータに缶詰にされることを覚悟した方がよいということでした。
  最近のエレベータは,最寄りの階に自動的に止まるが,古いタイプは必ずしも止まらないため,「地震の時はエレベータのボタンを全部押すべきである」というのは,早速実践しようと思いました。

2 免震構造住宅,非常に興味があります。震度7でもそんなに揺れないという夢の住宅です。建築費用は約300万円程度なので,私も将来家を造るときは検討したいなあ,と思います。
  でも,欲をいえば,政府が耐震補強減税を検討しているため,このような免震対策住宅にも減税措置を検討してほしいと思います(補助金政策よりは財政負担は少なくて済むので,防災対策として有用ではないでしょうか。)。

3 地震の際,意外と問題になるのが「血栓症(エコノミークラス症候群)」だそうです。被災者になったときこそ,水をたくさん取るべきだそうです。
  なぜ,水を取らないかというと,「トイレがない」からだそうです。
  備蓄倉庫に食料を蓄える対策は多くの自治体で講じているが,トイレ対策はまだまだ後手に回っていますね。食糧の備蓄は各個人でもある程度可能ですが,トイレ対策は個人では限界があるため,自治体としては最優先に取り組んでほしいような気がしました。
  なお,マンホールトイレは,かなり実現が容易なようにも見えましたので,是非とも各自治体で積極的に検討してほしいなあ,と思いました。

4 東京が大地震になると,かなり想定外のことが起こりそうです。
  東京湾が火の海,関東大震災のように火柱が上がり,あちこちで突然出火するなど,想定外の火災が発生するかもしれません。
  一体,どこが安全なのでしょうか。ちょっとばかり不安です。

5 番組全体を通じて感じたことは,「まず,日頃から防災についてしっかり意識しておくこと」,「情報はしっかりと入手しておくこと」,「可能な限り定期的に訓練をしておくこと(道具の使い方なども練習しておくこと)」,「地域住民とは日頃から顔見知りになっておくこと」が,いざというときに生き長らえる秘訣なのでは,と感じました。

このような番組は,非常に役に立ちます。ただ,大地震に対する不安をあおるだけのものではなく,ちゃんと傾向と対策まで示しています。
1月17日が近づく中,もっと多くの局でこのような番組を作成してほしいものです。

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