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あれは,あれで良いのかなPART2

世の中の様々なニュースをばっさり斬ってみます。
ブログ界の「おか上彰」を目指し、サボりながらも頑張ります!

宮崎さんちの勤くん

2006年01月19日 21時15分43秒 | 裁判・犯罪
連続幼女殺人事件の宮崎勤被告に対する最高裁判決が17日にあり,上告棄却,すなわち死刑判決が維持されました。

この事件から何を学んだだろうか?

事件の内容や判決の内容については,改めてコメントしません。ただ,被害者家族の中には,この事件によって家族の人間関係までめちゃめちゃになってしまった方がいるなど,本当の被害者は,亡くなった4人以外にも,多くの方々に及んでいたということを,私たちは忘れてはいけないでしょう。

ところで,あの事件から20年近くたちましたが,今でも宮崎事件同様の幼女殺傷事件が後を絶ちません。しかも,犯人を逮捕してみると,その動機は「己の欲望を満たす」という自己勝手なものに過ぎず,改めて怒りがこみ上げてきます。

ただし,この怒りは犯人に対してだけではありません。
宮崎事件を解決しながら,それをしっかりと検証,分析をし,同様の犯罪を抑制しようという積極的な努力をしてこなかった,国や地方自治体に対しても,「何をやってきたんだ」と強く言いたいです。
もちろん,この事件の真相は,被告本人が最後までしゃべらなかったために,本音の部分は分からないでしょう。
しかしながら,「なぜ犯罪が起こったのか」という点を「まちづくり,人づくりの観点から何か問題がなかったのか?」という視点で見直してみたとき,それに対する対応を講じていないのではないでしょうか。
例えば,この犯罪発生現場をあるテレビ局が取材していましたが,多くの場所は,その後さしたる改善工事などは講じておらず,今でも「死角」がしっかりと残っていました。ましては,犯行現場以外については,今でもほとんどの場所において,このような「死角」が多数存在します。
まちづくりだけではなく,犯罪の起こりにくい人づくりについても,同様にほとんど進んでいないのが実情です。

事件それ自体に対する評価は裁判所が行いますが,国や地方自治体は,事件を教訓に「いかに犯罪の起こらない町を作るか」を検証,検討し,実践するべきだったのではないのでしょうか。
また,他にも学ぶべきことはかなりあったはずです。この20年間を無駄にすることなく,二度と同じ犯罪が起こらないよう,しっかりと検討し,改善してほしいものです。
もちろん,国や自治体だけの力ではどうにもなりません。私たち住民も,人ごとではなく自分のこととして,しっかりと考える必要があることはいうまでもありません。

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2006年01月19日 02時07分42秒 | メインテーマ
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