トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

長崎旅行1日目:出島 2014年、12月1日

2014-12-08 14:54:10 | 旅行
12月1日~4日まで長崎に3泊4日の旅行をしました。航空券とホテルをセットにした「旅作」というプランで行きましたので、観光はすべて自由行動でした。長崎市には路面電車が走っているので、毎日、1日乗車券(500円)を買い、電車と徒歩で市内観光をしました。
12月1日(月)羽田空港11時10分発の全日空の飛行機で飛び、長崎着は13時10分。預けておいた荷物を受け取り、バスで空港から長崎市内のJR長崎駅に向かいました。長崎空港から長崎駅までは、高速バスで50分くらいかかります。宿泊先は、長崎ホテル清風。稲佐山の中腹にあり、駅から離れたホテルなので、17時30分に長崎駅までホテルに迎えのバスを頼みました。なので、今日の観光は2時間半くらいしかできませんでした。スーツケースをコインロッカーに預けて、さっそく出島に行きました。出島は江戸時代初期に幕府の命令により作られた扇の形をした人工島です。幕府の鎖国政策とキリスト教禁止令によりポルトガル船が入国できなくなった後、1641年に平戸にあったオランダ商館がここに移転し、以来、幕末まで200年以上、西洋文化の窓口になった場所です。出島の建造物は少しずつ復元が進められ、今もまだ復元工事中ですが、表門、一番船頭部屋、一番蔵、二番蔵、三番蔵、拝礼筆者蘭人部屋、カピタン(商館長)部屋、出島神学校、ヘトル(商館長次席)部屋、新石倉、旧石倉など、かなりの建物を見学できるようになっていました。残念ながら、時間の制約があったので、ゆっくり時間をかけて見学できませんでしたが、カピタン部屋や、ヘトルの部屋などは、かなり立派で、暮らしぶりもかなり良かったようです。出島は、役人以外は、一般の日本人は出入りできない場所でしたが、遊女は出入りを許され、妻子を伴って来日することが許されなかったため、カピタン部屋の隣に遊女が住んだ部屋がありました。新石倉(出島シアター)で、オランダ通詞による出島案内の映画を見ることができ、興味深かったです。また当時の役人の服装をした男性が数人いて、雰囲気を出していました。







今回は駆け足の見学でしたが、2016年には、更に6棟完成するそうですから、またゆっくりと見学したいと思います。5時半にホテルのシャトルバスに乗り、ホテルに行きました。長崎ホテル清風の部屋から美しい長崎の夜景が楽しめました。最初の夜は、卓伏料理といって、和洋中の料理が一度に出てくるボリュームのあるものでした。長崎独特のものではないかと思います。美味しかったですが、刺身も皿うどんも残ってしまいました。



他の写真はフォトチャンネルをご覧ください。
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