トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

春の旅 part2 前半

2022-05-09 17:02:50 | 旅行
行動規制がなかった3年ぶりのGWはどこも観光客が戻ったようですね。私たちも4月27日から5月4日まで、また長野の別荘に滞在しました。今回は、金沢市に行き、FB友のH江さんに再会することも目的でした。静岡から金沢までは長距離なので、27日に、長野の家に一泊し、翌日28日に金沢に向いました。
4月28日(木)晴れ
上信越自動車道と北陸自動車道を乗りついで、金沢に向いました。この日は、上信越道の妙高SAでお昼ご飯を食べました。道路から残雪の多い妙高山が大きく見えました。トンネルの多い長い北陸自動車道を通り、富山県に入ったらほっとしました。富山湾からの風が強かったですが、田んぼの向こう、南に雪の北アルプスの山脈が見えて、ちょっと感動しました。


金沢市内に入り、最初に金沢21世紀美術館に行きました。来週から始まる企画展の準備のため、美術館の一部しか見られず、残念でしたが、ブルー展というのを見ました。その後、歩いてすぐのところにある兼六園に行きました。晴天で、木々の新緑が美しかったです。つつじは、まだあまり咲いていませんでしたが、なぜか、藤が綺麗に咲いていました。池のそばの茶店で、休憩しました。お抹茶とお菓子。お菓子はつつじをかたどっていました。


その後、ホテルに入りました。その晩の宿はホテルインターゲート金沢。新しいホテルらしく、設備も部屋も綺麗で整っていました。夕方、FB友のH江さんご夫妻がホテルまで迎えに来てくださり、夕飯をご一緒しました。仕事帰りの旦那様の運転で、素敵なお店に連れていってくださいました。和食で夫の好みにピッタリ。お酒もいただき、すっかりご馳走になりました。私とH江さんは、再会。旦那様と夫は初対面でしたが、話がはずみ、楽しいひと時でした。


その後、東茶屋街というところに車で向かいました。夜の9時頃だったと思いますが、誰一人いなくて、妖艶な雰囲気。茶屋街の細い道をくねくねと歩き、私はまったく方向音痴でしたが、無事に川沿いの道に出ました。ここで、1句。
「春の夜の更けて茶屋街迷路めく」この句は今月10日の句会に出す予定です。(^-^;
ホテルまで送り届けていただき、翌朝、10時に金沢市民芸術村で待ち合わせました。

4月29日(金)曇りのち雨
今日は気温が下がり、曇りでしたが、昼頃から荒れてきそうな雰囲気。芸術村はH江さんが石彫りを楽しんでいる場所です。彼女の作成途中の作品を観て、他の方のも少し見ました。天気が良ければ、気持ちよく寛げそうな場所でしたが、肌寒いので短時間で後にし、夫の希望で、鈴木大拙館に連れて行ってくださいました。建物がとても思索的で、建物の周りの水鏡に映る新緑の木々も美しい。「来館者が自由かつ自然な心で鈴木大拙と出会うことにより、そこから得た感動や心の変化を自らの思索に繋げて行くことを基本方針としています。」(資料より)
思索空間です。




まさにその狙い通りの建物でした。仏教哲学者、鈴木大拙さんを知らなかった私は、大拙さんの著作を一冊購入しました。夫は講演のDVDを買ったようです。芸術村に送っていただき、私たちは長野市に向いました。途中、本格的に雨が降り出し、霧も出たので、低速走行し、予定よりかなり遅れて、5時ちょっと前に、善光寺近くのホテルJALシティ長野というホテルに着きました。街中のホテルなので、ここも、契約駐車場に車を入れました。夕飯は、ホテルに紹介された居酒屋に行きました。地酒のサービスもあり、美味しくいただきました。お部屋は今一つでしたが、バイキングの朝食は美味しかったです。

4月30日(土)晴れ
気温はやや低めでしたが、よく晴れた観光日和になりました。車は駐車場に入れたままにし、徒歩で善光寺に参拝しました。御開帳期間なので、山門を入ったら長蛇の列。私たちは、数年前の御開帳は体験したので、今回は、列に並ばず、普通に本殿にはいりお参りして、すぐに出てきました。忠霊殿で、小松美羽というアーティストの展示を見ました。陶器の狛犬や、砂で作った曼荼羅など珍しい作品を観ました。昼食後、長野県立美術館で、「善光寺さんと高村光雲」を見て、隣の東山魁夷美術館も観覧しました。でも、美術館のはしごは疲れます。(^-^;  その後、暗くなる前に長野の別荘に帰着しました。


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