トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

たっぷり北海道周遊とサハリン10日間(前編:7/8~12)

2015-07-22 18:11:18 | 旅行
JTBクルーズの横浜港発着の「たっぷり北海道周遊とサハリン10日間」の旅に7月8日~17日まで行ってきました。船は英国籍のダイアモンドプリンセスです。7日夜に横浜ロイヤルパークホテルに前泊し、大きなスーツケースはホテル宛てに送り、8日当日はタクシーで大桟橋まで行き、乗船手続きをして昼ごろ乗船しました。出航は18時。あいにくのひどい雨で見送りの人もまばらで寂しい船出になりました。ダイアモンドプリンセスは11万5875トン、乗客定員2670人、乗組員数1100人。ベイブリッジをくぐるのがやっとなほどの大型客船です。



私たちのキャビンはデッキ11のバハ、右舷側、海側バルコニー付の部屋でした。一番揺れの少ない真ん中あたりの良い部屋が取れました。



どこの港でも出入港のときは、小型ながら力強いタグボートがやってきて、水先案内をしてくれました。乗船したその日に、全員参加の避難訓練がありました。その日の催しや大切なお知らせは、毎日客室に配られるプリンセスパターという船内新聞で知ることができます。船内会計は登録したクレジットカードで支払うので、基本的には現金は要りません。チップも客室のランクに応じて1日単位で差し引かれるので、チップを払う手間はありません。カード情報はクルーズカードに登録され、それが船内でのカード代わりになります。またクルーズカードは乗船、下船時の身分証明にもなりました。船内には5つの大きなダイニングがあり、朝食と昼食は自由に場所を選べますが、夕食は決められたダイニングの決められたテーブル、決められた時間(5時半からのファーストシーティングと7時45分からのセカンドシーティングから選ぶ)に行くことになっています。毎日、3時半からアフタヌーンティーがあるため、私たちはセカンドシーティングにしました。夕飯のドレスコードは決まっていて、今回の航海では、フォーマルが2回。あとはスマートカジュアルでした。フォーマルは結婚式の披露宴などに出るときくらいの服装。スマートカジュアルは、ちょっとしたお出かけ着の服装と考えればいいです。出航して釧路に向かった7月9日(木)は終日航海日でした。グラハム船長によるウェルカムパーティがあり、船の5階~7階のアトリウムでシャンパンウォーターフォールがありました。その日はフォーマルナイトだったので、おしゃれをして出かけました。



航海中、退屈しないよう、午前、午後、イブニングにいろいろな催しがありましたが、船内ではどうしても運動量の割に食べ過ぎになるのです。屋外プール、屋内プールで泳いだり、フィットネスに行ったり、ズンバ教室、フラの教室、社交ダンス教室、盆踊り教室に参加する。7階の甲板でウォーキングしたり、意識して階段を使うなど、気をつけないとメタボになります。音楽好きにはウクレレ教室やカラオケ大会、バイオリンやピアノでのクラシック演奏や、ハワイアンミュージック演奏も聞けるし、手品、落語、60年代、70年代の懐メロコンサート(コニー・フランシス、ビリー・ジョエル、イーグルス、エルトン・ジョンの曲など)、ダンスの集い、アートオークションなど盛りだくさんです。毎晩、シアターではショータイムがあり、それは欠かさず観に行きました。星空の下の大スクリーンで映画上映もありますが、映画は部屋のテレビでも見れました。フラのお稽古は3回出たので、航海の終わりにあった世界の祭りでの発表会で先生と一緒に踊りました。

7月10日(金)釧路に着きました。釧路は入港が7時で、出港が14時という短時間だったので、幣舞橋(ぬさまいばし)で記念写真を撮った後、近くのフィッシャーマンズワーフに行き釧路の名産品を買いました。



出港の1時間前に船に戻らなくてはならなかったので、早めに船に戻り、船内で昼食を食べました。船内の昼食はこみなので、どれだけ食べてもOK。釧路の次の寄港地はロシアのコルサコフだったので、釧路出港前に船内で日本出国審査をする必要がありましたが、外国人の乗客の一部にその手続きしに来ない人がいて、出港が2時間も遅れました。

7月11日(土)は終日航海でした。知床半島を海から眺めることができました。




7月12日(土)サハリンのコルサコフ入港。ダイアモンドプリンセスはサハリン沖に投錨し、私たちはテンダーボートで港に入りました。ロシアはビザが必要なので、ツアーに参加しないと上陸できません。私と友人はユジノサハリンスクへのドライブツアーに参加しました。港から片道50分程度かかりました。サハリンは思いのほか暑くて、長袖を着て行きましたが、半袖でも大丈夫なほどでした。ニコライ教会、戦勝記念公園、サハリン州郷土史博物館に立ち寄りました。ニコライ教会です。



戦勝記念公園です。第二次世界大戦で使われた戦車が展示され、英雄をたたえる石碑が並んでました。



日本の統治時代にあった神社は取り壊され、石段だけがきれいに直されて公園の階段になってました。今ではデートスポットらしくハートの鍵が柵にたくさんかかってました。白い半袖Tシャツを着て、頭にバンダナを巻いた若いイケメンロシア人ガイドが日本語で案内してくれました。腕にタトゥーをした、ちと気障な感じの人でした。(^^ゞ



サハリン州郷土史博物館です。立派なこの建物はほぼ昔のまま利用されていて、ドアに菊の御紋があしらわれ、室内も日本式の格天井でした。ここでは大学生だという美人のガイドが案内してくれました。日本語を勉強中なんだそうで、説明資料が日本語で書かれてました。




サハリンのあちこちで、工事が行われ、まだ開発中という感じでしたが、大きなショッピングモールには商品や飲食物もたくさんあり、貧しい感じはしませんでした。途中の景色です。




テンダーボートでまたプリンセスに戻りました。



前編の他の写真はフォトチャンネルをご覧ください。
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