トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

赤朽葉家の伝説

2015-01-18 20:13:20 | 
桜庭一樹さんの「赤朽葉家の伝説」を読み終わりました。鳥取県の架空の村、紅緑村に君臨する旧家、赤朽葉家の女三代にわたる物語である。赤朽葉万葉、赤朽葉毛毬、赤朽葉瞳子の三部作(連作)構成である。未来視の能力を持つ祖母の万葉。暴走族レディースの頭として中国地方を制覇し、のちに偉大な漫画家になった母の毛毬、そして、平凡で特に取り柄がない毛毬の娘、瞳子。1950年代から平成にいたるまでの三代の物語が、製鉄業を生業にしていた赤朽葉家の移り変わりと重なる形で展開される。面白くて一気読みしてしまうけど、感動する話ではない。万葉が死に際に、「人を殺した」と言ったことから、瞳子が誰を殺したのか推理していく展開から推理小説と言えなくもないが、スリリングではなく、まったりしてます。私的には、千里眼奥様と呼ばれた万葉の時代と、激しく燃え尽きるように生きた毛毬の時代の話のほうが面白いと思いました。そこそこお薦めというところか。
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十三回忌

2015-01-18 20:04:53 | つぶやき
今日は義母の十三回忌を焼津の林叟院で行いました。午後の法事となったため、先に岡部の実和で食事を済ませてから、午後1時半からの法事に行きました。義母は大正10年生まれ。今生きていれば満93才になります。七回忌のときは遠くから来てくれた母の兄弟たちでしたが、この間に弟2人と妹の旦那さんが亡くなり、残された妹と弟も高齢になったため、今回は私たち夫婦と名古屋から来た姉の3人だけでの法事になりました。東京と名古屋に住む息子たちは正月に帰ってきたばかりなので、来なくて良いよと言いましたが、本当はやり方を知る意味で参列させたほうがよかったのかもしれません。でも、そのときになれば、なんとかするでしょう。(^^ゞ 参列者は少人数でしたが、良いご供養ができたと思います。
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