トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

黒井健絵本原画展、画業50年のあゆみ@藤枝市文学館

2024-03-20 15:52:45 | お出かけ
今日は、お彼岸のお中日ですが、18日(月)にお墓参りをすませたし、昨日は、もうすぐ物置を買い換えるため、物置の整理をし、不要物を今度の資源ごみの日にだせるよう、外に出したので、一安心して、蓮華寺池公園の藤枝市文学館で開催中の「黒井健画業50年のあゆみ」を観に行きました。普段は、混まない平日を選ぶのですが、春分の日でお休みで。箏と尺八のコンサートが11時半からと2時からの二回開催されると知って、11時半開始のコンサートに合わせて出かけました。蓮華寺池公園に着いたら、吹き飛ばされそうな強風が吹いていました。文学館の入館料は、600円ですが、JAF会員割引が聞いて、団体料金と同じ480円で入館できました。JAFって結構いろいろな場所で、割引が効くんですよね。黒井健さんは、代表作の「ごんぎつね」や「手袋を買いに」など、新見南吉の童話の絵本の挿し絵で有名な人。その他に宮沢賢治の「猫の事務所」、間所ひさこの「ころわん」シリーズなど300冊以上の絵本や児童文学の挿し絵を描き続けたそうです。1947年新潟市出身だそうで、今も現役でお仕事をなさっておられます。今回、藤枝市文学館では、彼の原画が200点ほど展示されています。優しく繊細な画風を見ているととても癒されます。



原画展を観ている途中で、コンサートの時間になったので、会場に行きました。藤枝在住の箏奏者の福本礼美さんと、尺八奏者の松本宏平さんの共演でした。「春の訪れを感じて」というコンサートでしたので、まず、松任谷由美さんの「春よ来い」に始まり、春の訪れ、小さな春より、夢、花、早春譜、さくら祈り、箏のソロで、宮城道雄さんの春の海、尺八ソロで、荒城の月、アメイジンググレース、最後は、箏と尺八で、森山直太朗さんの桜独唱と続きました。本当にスプリングコンサートというラインナップでした。箏や、尺八の由来や、楽器の説明もあり、480円で、黒井健さんの原画展とコンサート両方を楽しめて、とても良かったと思います。また文学館の2階で、藤枝在住の五條博子さん作の源氏物語を表した貝合わせ展も観ることができました。
コンサート終了後、途中まで観た原画展の続きをじっくりと見て、文学館を出たのは、2時近かったです。桜の蕾は、膨らんできていますが、まだまだという感じでしたが、花壇は、春の花が綺麗でした。



いつも立ち寄る、とんがり帽のお握りショップは、お握り完売でしたので、スタバで、昼食を取りました。



コーヒーはマグカップにし、ソーセージ入りのパンは温めてもらいました。
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可睡齋ひなまつり

2024-02-28 10:22:00 | お出かけ
昨日は、春らしい穏やかな好天でしたので、午前中に1か月ぶりに夫のお墓参りに行きました。お墓の周りは菜の花が満開でした。1月17日に行ったときは、水道管が凍っていて難儀しましたが、今回は大丈夫でした。お墓参りをすませて、そのまま、東名高速に乗り、袋井の可睡齋ひなまつりを観に行きました。毎年この時期に、可睡齋では、人形供養でお寺に収められた多くのお雛様をお寺の内部のいたるところに美しく飾り、楽しませてくれます。期間中の土日祝日には、いろいろなイベントもあるようですが、平日のあまり混まない日を選びました。途中の牧之原SAで、腹ごしらえ。焼津飯を食べました。黒はんぺんのフライ定食。黒はんぺんのフライ2枚、鯵のフライ1枚、ひじき煮もあって、なかなか美味しかったです。



まず、立派な山門をくぐりました。


続いて、輪蔵堂にお賽銭をあげてから、輪蔵をゆっくり時計回りに一回転させました。こうすると、「大蔵経」を読んだと同じ功徳を得られるということです。


次に、「おさすり大黒」のお腹を撫でました。大黒様ですから、富貴を願うことができます。皆に撫でられて、お腹が艶々です。消毒薬も設置されています。

本堂外観です。あとでお寺内部を見学するので、本堂に入ることができます。


受付で、内部見学の拝観料700円を払って、見学スタートです。見学順路はわかりやすく矢印と番号が振ってありますので、一人でも迷いません。
廊下にずらっとお内裏様が並べられています。七段飾りのお雛様、御殿飾りのお雛様、平安時代を表すお雛様、源氏物語の光源氏とお姫様たちなど、見所満載でした。







なかでも、ハイライトは、瑞龍閣の2階の大広間に飾られた32段、1200体のお雛様です。圧巻です。
何組かの赤ちゃん連れのご家族が記念写真を撮ってましたが、私も1枚記念写真を撮りました。





宝物館では、貝合わせ展も見られました。また、室内ぼたん展も開催されていて、良い目の保養になりました。





境内は、すごく広く、奥のほうまで散策するとかなり時間がかかります。帰りが遅くなってしまうので、奥までの見学はしませんでしたが、またいつか見たいと思います。
ひなあられと線香をお土産に買って帰りました。









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節分&ホテルお泊り

2024-02-06 18:05:35 | お出かけ
2月3日(土)の節分は、午後合唱の練習があり、その後、演奏会実行委員会があったため、帰りが遅くなり、暗くなってしまいましたが、帰宅後、前もって買ってあった福豆を「鬼は外、福は内」と言いながら、玄関と勝手口から撒きました。夫の生前は、夫にやってもらっていた豆まきは、去年から私一人がやることになりました。子供の頃から続けていた習慣で、結婚してからもずっとやり続けた豆まきは、やらないとなんとなく不安になります。久能山東照宮奉納の福豆です。



3日の夕飯は、高価な特上海鮮恵方巻を一本買い、それにお吸い物を付けた夕飯にしました。一本を丸かじりは食べにくいので、切りました。ハーフサイズで良かったのですが、売り切れで、一本でしたので、残った分は、翌朝食べました。



2月4日(日)は、長男一家が4人で静岡に観光に来る計画でしたが、下の孫が発熱したため、急遽、息子と上の孫だけで来ることになり、私が焼津のホテルに泊まることになりました。4日は、浜松近辺の観光をし、うなぎパイファクトリーを見学したようです。日曜日でラインは止まっているけれど、おしゃれなカフェもあるらしく、楽しめたようです。4時過ぎに、私を迎えに家に来たので、ホテルで遊べるように、家にあったボードゲームを二つ持って行きました。亀の井ホテル焼津に泊まりました。昔、簡保の宿だった施設が亀の井ホテルに代わったようです。ホテルは山の上にあり、5階の部屋から見下ろす焼津の夜景が綺麗でした。



夕飯もとても美味しかったです。3点の前菜から始まり、豆乳のお鍋や、蕪と鰻の蒸し物や、名物のお刺身盛り合わせや、黒はんぺんのフライ、茶わん蒸し他、ご飯は30分の砂時計を使って、テーブルでお釜で焚き上げるように工夫されていました。息子と二人でビールを。息子はキリン一番搾りを、私はサッポロの黒ビールを飲みました。1年生の孫は、お子様料理でしたが、これがなかなかボリュームがありました。
夕食後、孫娘と大浴場に入りました。私は息子二人なので、家族旅行の時、一人で大浴場に入ったものですが、女の子は一緒に入れて楽しい。何回か部屋でボードゲームをした後、就寝しました。息子は、夜遅く、無料の担々麺を食べに行きました。

翌朝は、お楽しみのバイキングの朝食。和洋ともに充実した料理でした。いつも和食の私は、パンの朝食を選びました。



10時頃チェックアウトして、外に出たら、寒いし、雨降り。富士山を見せたいと子供を連れてきたのに、富士山どころではない天候でした。それでも最初行く予定だった、日本平の夢テラスに行って、中の展示を見て、雨が当たらない部分の展望回廊を回りました。晴れていたら、素晴らしく綺麗な富士山が見える場所なのです。ガスっているし、ロープウェイに乗ってもしかたなく、久能山東照宮見学もやめて、藤枝に戻りました。全員、朝食をたっぷり食べたので、お腹が空かない。(笑)
なので、藤枝ボールで3人でボーリングをしました。7歳の孫がいるので、ガター防止のガードをレーンに付けてもらい、2ゲームやって、ちょっとお腹を空かせて、お昼はカナキンで中華そばを食べました。魚センターで名古屋にお土産を買いましたが、魚センターのおばさんが、「東名が通行止めになっているので、もうバスは来ないし、安くしておく」とおまけしてくれました。急いで我が家に帰りました。清水IC以東が東名も新東名も通行止めになったと知り、びっくり。寒いわけですね。名古屋に帰れなくなると困るので、急いで、二人は帰りました。今度は皆で、気候の良い時に来てほしいなぁ。
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歴史歌劇井伊の隠し子&忘年会ランチ

2023-12-19 13:01:35 | お出かけ
17日(日)に藤枝蓮華寺池公園の文学館で開催された歴史歌劇「井伊の隠し子」の午後の部に行ってきました。14時開演でしたが、13時ちょっと過ぎに着いて、開演前に隣接の郷土博物館で開催されている「曾宮一念と藤枝静男」という企画展を観るためです。曾宮一念の絵は静岡県立美術館で、「毛無山」という絵を観たことがありましたが、こんなに多く曾宮一念の絵を観るのは初めてでした。途中まで観て、歴史歌劇の開演時刻が迫ったので、文学館の玄関から入って会場に行きました。
今回の歴史歌劇は、焼津市中里の若宮八幡に伝わる物語をもとに脚色されたそうです。徳川家家臣の井伊直政が、志太平野の益津村をおとづれた時、中里小町と言われた美しい娘マチとの間に子供をなす。正妻の松平花はそれを認めず、マチを城から追放する。ところが、花の息子の直継は、後継ぎとしては頼りない。紆余曲折を経て、後年、頼もしく成長したマチの息子の直孝が跡取りとして、認められるという話でした。作曲ピアノは、齋藤大輝さん、脚本、演出、字幕は見崎悟史さんです。
歌劇終了後に、再び、曾宮一念と藤枝静男の企画展を合唱仲間のOさんと一緒に観覧しました。私は、藤枝静男のことは知りませんでしたが、藤枝出身の眼科医で、若い時から緑内障を患っていた曾宮の主治医だったそうで、両者は医者と患者という以上に親しく、曾宮の絵画をたくさん購入しました。後年、曾宮は失明し、画家をやめて文筆業に専念します。藤枝静男も眼科医をやめて小説家になりました。藤枝静男は、数々の文芸賞を受賞し、代表作は「路」。また図書館で彼の本を探そうと思います。
曾宮一念は雄大な山や海を題材にした風景画を得意とし、変幻自在な雲の描写のため、「雲の画家」とも呼ばれる(資料より)。
歌劇と絵画、文学を知ることができた一挙両得の日になりました。

18日(月)は、友人のMさんと今年最後の忘年会ランチをしました。場所は藤枝四川飯店。12時に予約しました。ネット予約限定の七彩ランチ「冬}を食べました。税込み2200円。料理は出てきた順にこのような美しさです。メイン料理は四種類から選べ、私たちは、烏賊の料理にしました。







美味しかった!お薦めです。四川飯店は、ゆったりした店内で、とても居心地が良い。デザートの杏仁豆腐とゴマ団子も満足。
昼食後、場所を変えてコーヒーを飲みに行きました。Mさんお薦めのカフェ・バロック。コーヒーの種類もすごくたくさんあり、ご主人の拘りが感じられました。チーズケーキに杏のジャムをかけてもらいました。


カフェ・バロックでは、いろいろなイベントが開催されるようで、窓にイベント情報がはってありました。3月17日(日)に昨日の歴史歌劇「井伊の隠し子」でピアノ演奏をなさっていた齋藤大輝さんの30歳記念リサイタルがカフェ・バロックで開催されることを知りました。当日のピアノ伴奏は居崎圭さん。齋藤さんのピアノの恩師だそう。入場料は、3500円(コーヒー・和紅茶のフリ―ドリンク+ケーキ込み)です。友人Mさんと第二部の15時30分開演のチケットを予約しました。楽しみです。3時になったので、Mさんとお別れしましたが、今回もたくさん話せて満足。また3月に会えるなぁ。!(^^)!
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孫の七五三のお祝い

2023-11-15 00:06:23 | お出かけ
 11日(土)から二泊で、名古屋の長男の娘二人の七五三のお祝いに行ってきました。土曜日は長女のピアノレッスン日なので、ゆっくり出発し、こだまに乗って最初から座ってのんびり行きました。1時ちょっと過ぎに名古屋に着き、まずお昼を食べました。土曜日なので、駅近辺は人がすごく多く、のどかな静岡から行くと、違和感を感じます(笑)。大名古屋ビルヂングの食堂街に行きましたが、やはり混んでいるので、並ばずに入れたスタバで、サンドイッチとコーヒーで済ませました。名古屋まで行ったのに、スタバかと思いましたが、行列に並んで待つのが嫌だったので。地下鉄の最寄り駅まで長男が車で迎えに来てくれ、2時半頃に家に着きました。1週間前の夫の一周忌で会ったばかりでしたが、孫二人は、楽しみにしてくれていたようです。栗餡の千なりをおやつにいただいてから、近くの平和公園で、長男の家族四人と私も一緒に遊びました。自転車に乗ったり、バドミントンをしたり、こおり鬼をやったり。平和公園は家族連れがたくさん遊びに来ています。4時を過ぎてちょっと寒くなってきたので、家に帰って夕飯を食べました。手巻き寿司をご馳走してくれました。長男の家は、子供が小さいので、夕飯が5時ごろで、夜は8時頃お風呂に入り、寝てしまいますが、食後、お風呂に入る前まで、孫とたくさん遊べました。親にはお祝いを包み、孫へのお土産は、本を買って行きました。七歳の孫には、世界の名作物語の本を、三歳の孫には、「三歳だもん」というワークができる本を買いました。喜んで、さっそくワークに取り組んていました。七歳の孫は、まだ小学一年生なのに、公文に通っているので、もう分数の計算をやっているそうです。九九は全部覚えていました。
 翌日の12日(日)は、七五三詣に近くの城山八幡宮に行きました。七五三のお参りに来ている家族連れの数も適度で、良かったと思います。本殿にあがり、ご祈祷をしていただきました。お昼は、「いろは」という店でラーメンを食べました。私はワンタン塩ラーメンにしました。とても美味しかったです。昼食後、星が丘まで送ってもらい、姉宅への手土産を買って、タクシーで姉の家に行きました。
 姉の家へ行った目的は、コロナで2年以上面会できなかった母に会うことでした。7月から義兄が入院しているため、今は姉も一人暮らしですが、もうすぐ退院できます。12日の夕飯は姉が釜寅で釜飯を取ってくれました。母の老人ホームの面会は、13日月曜日の午後1時からでしたので、13日の午前中は昼寝をして、疲れを取りました。久しぶりに会った母は、耳が遠いので、話をするのが大変ですが、それ以外は元気でした。足が弱らないよう、歩行器を使って歩いているそうです。現在95歳の母。職員の方は良くしてくださっているようですが、ホームに友達がいないのが寂しいそうです。ホ―ムでできた唯一人の友人は病気で入院中とのこと。実家に住んでいた頃は友人の多い母でしたが、皆さん亡くなられてしまいました。1時間ほど滞在して帰ってきました。
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