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自転車を中心にした内容を綴ります

ツールド沖縄市民100km レポート

2010-11-16 20:03:20 | レース
当日の天候は曇り時々雨。それでも、遠征3日間のうちで、最も「好天」でした(^^;

今回の一番のアクシデントは、輸送バスの出発時刻を間違えたこと。バスに乗り遅れ、タクシーで行くことになりました。タクシーの中で「速い選手は、ゆっくり行くもんや」とか「早く着いても、雨降って濡れてるんちゃうか?」などなど好き勝手なことを喋ってるうちに到着しました(笑)

今回の出場バイクは、C50+シャマル。持って重いが、乗って軽いバイクです。昨年に続き(昨年はレース前の練習で落車し、修理が間に合わず)、C50に助けてもらいました。ピンチのときに活躍する優秀なバイクです。210キロチャンピオンが通過し、女子国際が出走した後、9時50分にレースがはじまりました。

スタート直後はいきなり4キロの上り。これは集団の前方でクリア。下って西側海岸線はほぼフラット走行。22キロ地点から、約7キロの山岳です。去年脚が攣った反省から、上りでは無理しないようにしました。さすがに長い上りになると、50名ほどの先頭集団から遅れ始めました。しかし、想定内なので慌てることなくマイペースで走行。心拍は97%まで上がっていました(^^;

上りきって普久川関門を越えたあたりで、自分より少し速そうなトレインに乗ることができ、長い下りに入ります。およそ35キロ地点です。ここで、激しい雨。超ラッキー!雨には強いんです。ビビることなく下りをせめ、40キロ過ぎから東海岸の曲者アップダウンに入ります。去年は脚が完全に攣り、苦戦したところです。今年はギアやケイデンスを意識して走行した結果、持てる力を充分発揮して走行できました。約65キロ地点の平良関門では、女子国際の第2集団に追いつきました。私の乗っていた集団はかなりハイペース、着き切れしそうな場面が度々ありましたが、必死でくっついていました。

80キロあたりのアップダウンを走行しているときに、変速トラブルがっ!激下りに入ったところで、フロントがアウターに変速しなくなりました。インナー×トップで、ケイデンスは140回転。「さすがにこりゃ無理」とあきらめかけたところで、上りが出現。集団から切れずに走行できました。何度か変速を試み、次の下りでは「ガチャン」と変速したので集団走行続行。この後、変速の度にこんな状態を繰り返したので、よけいな脚を使ってしまい消耗していきました。

集団はふるいにかけられながら15名くらいに絞られ、走りやすくなっていきます(^^)しかし、安部関門を過ぎたあたりの対面通行区間で、4名くらいが抜け出しました。国際女子も追わないので中切れ状態に。ここで切れるとよけいに苦しくなる場面、しかたがないので思いっきり全開で追走開始。かっこいい言い方をすれば、女子を含めた10人くらいの選手を復帰させた働きです。約40m差を追いつき、そのままローテーションに入りました。流れから、先頭を引くはめに(悲)。ここで約90キロ地点。最後の上り三連発に突入しますが、すでに脚は使い果たし、この集団から遅れました。

下った後の100キロ地点からゴールまでは、別の選手と2人でローテーション。後ろから追いつかれないように、40キロオーバーでの走行です。ゴール前200mくらいでスプリント勝負の声をかけて、二人でもがきあい。自転車1台分くらいの差をつけられてゴール。やっぱり、スプリントではジップホイールにかないませんでした(^^;

今回の振り返り
・レース10日前のプチぎっくり腰を克服し、全力を出し切りました。
・8月1日に立てた3つの目標を全てクリアしました。
・レースを思いっきり楽しみました。走行中は幸せ度100%でした。

来年に向けて
・来年こそ軽量決戦バイクを投入して、先頭集団に残ってみたい!
・バイクケースを新調、シーコンがいいっ!!

不思議
・練習量は減ってるし、脚力アップはしていないのに、成績は向上。スキルと経験値で対応???
・修善寺とは違い、上りが絶好調。グルグルっとクランクを回すと、ビューっと進みました。

なにはともあれ、今年も4人で楽しい遠征でした。同行のみなさん、ありがとうございました!
(写真はゴール後の記念撮影。かしわぎさん提供)

レースタイム:3時間15分13秒、順位:34位、平均心拍:158、平均ケイデンス:88

ついでに今朝のピスト練
走行距離:15キロ、走行時間:30分