多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

「みんな仲良く」の落とし穴

2018-05-23 17:51:57 | 人間関係
よく「職場での人間関係が辛い」「昼食を一人で食べるのが辛い」


逆に「休憩時間は一人で過ごしたいのに、食事に誘われた時の


いい断り方を知りたい」などの声を聞く。


休憩時間の過ごし方にまで 気を遣っていたら、


気の休まる時がないだろうなあと思う。


「みんな仲良く」を どんな場面でも 続けていたら、


精神衛生上あまり良くないのではと思う。



発達障害の特徴として、よく「コミュニケーションの障害」が


取り上げられるが、「コミュニケーション力がある」事と、


「いつでも だれとでも 仲良く」というのとは


違うように感じる。


私は 人から見たら「コミュニケーション障害」なのだろうが、


幼い時に比べたら これでも進歩しているし、


人から見て「空気が読めない人」であっても、


自分の状態を 見極めながら、


努力すべき場所での 努力を続けるつもりである。


どこに行っても すぐに適応できるようには


ならないと思うが、だからと言って 悲観する事もない。


定型・非定型に関わらず、友人・知人との会話で、


「職場の人間関係に悩む」人が 多い事に驚く。


仕事の内容や 待遇よりも、「人間関係」の方が


大きな悩みに なりやすいのだという。


私には 理解できない事だが、世間では


「みんな仲良く」が いつも いつでも 要求されるので、


それに耐えられない人も 自然と多くなるのかなあと思った。



自閉っ子のための友だち入門
クリエーター情報なし
花風社
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