多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

支援級への偏見

2016-05-14 06:14:57 | 子どものあれこれ
支援級に御子さんを入れる、あるいは 通級するときに


躊躇する方は 少なくないようです。


学習が 遅れる、というのも 理由のひとつにあるようですが、



大きな 理由は「偏見にさらされる」と言うことではないでしょうか。


私が 自閉っ子を「支援級に入れる」と決めたとき、


家族からも「OO学級に入れるなんて」という声があがりました。



ですが 今自閉っ子には 訓練の場が 必要なこと、



普通級では まったく ついていけないことを 話して


納得してもらいました。



支援級に、 園で一緒だった お友達と別れて 入ったとき、



子どもたちから「なんで 自閉くんは OO学級にいくの?」と聞かれました。



私は 自閉っ子のことを 包み隠さず話し、



「自閉くんは 苦手なことが まだ みんなより いっぱいあるから 



練習のために OO学級にいくの。でも 運動会や 音楽会とか、



いろんなときに 一諸になるから そのときは 助けてね」と


お願いしました。


中には いじめて 来る子もいましたが、



「自分と違う 子だからって いじめちゃいけないよ」と諭したり



時には いじめの現場に 分け入って 止めたりしました。


支援級の 中ですら 他害のあるお子さんがいて、


これには ちょっと 対処に工夫が いりましたが


自閉っ子は 他害くんとの かかわり方を 通じて


また 学びを得たように 思います。



社会に出ても 偏見は 付き物だし、


偏見持つ人は 結局どこかで 自分の 首しめてるようなものなので、



そういう方とは 距離を置いて過ごしました。



成人した今、自閉っ子は 社会で 不利益をこうむることも あるようですが


生き生き毎日生活しています。


それを 認めてくれる人のほうが 多いことが 私と自閉っ子、



そして兄ちゃんの誇りにもなっています。


支援級だから、手帳持ってるから、障害があるからって 差別する人のほうが オカシイと私は思ってます。





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