探し続けて

探すのをやめたら永遠に見つからない。
もう探さない方がいい時もある。ないものを探しているときだ。

どこかに落とした、どこかに忘れてきた、どこかに確実にある。
そんなときは、とことん探した方がいい。
いったん探すのをやめて、少し間をあけてからまた探してみれば、思わぬところで見つかることが多い。
探しているうちに、探す必要がなくなるかもしれない。それはそれで、いいと思う。

そこをなんとか

肝心なときは、あっさり引き下がってばっかりではダメだ。
そこをなんとか。
強く頼んでみる。
同時に、自分にも問うてみる。何とかできないだろうか。

否定的判断は意外と簡単に下している。一つしかない阻害要因を過大視してしまうことが多い。
そこをなんとか、で、もうひと粘りしたいものだ。

冗談

無理にでも冗談をひねり出してみる。面白いものでなくてもいい。面白ければなおさらいい。
笑ってくれる人がいなくても気にしない。
笑ってくれる人がいれば、それは嬉しい。

バカバカしい言葉で状況は相対化される。お堅い言葉だけだと状況は硬直化する。
解決策も出てこなくなる。

ほんの少し、ニコリ、ニヤリとできれば、それでいい。

二の足

自分が犠牲になっているのではない。そうしてあげたいから、そうするのだ。
何かを犠牲にして今こうしているわけではない。　そうしたいから、そうするのだ。

僻んだ思考では心が萎れる。
足の裏全体でしっかり地面を蹴って前に進みたい。
地面を踏む二の足が、自分の足であることを確認すべきだ。

泡

疲れているときでもできることが実力だ。
忙しくてもやることがやりたいことだ。

本気でやれば、コンディションが完璧であることはめったにない。
やりたいことをやるための時間が潤沢にあるのは、隠居暮らしになった時だけ。

言い訳は次から次へ次へと泡のように現れる。勢いで吹き飛ばしたい。
勢いに加えて、知恵を絞るのも大事だが。