酸化

批判するだけ、は楽だ。そして楽しい。うなずいて、同調してくれる誰かがいれば、ますますエスカレートする。
そして、自分を、ひたすら安全な場所において、批判するだけ、の毎日が過ぎていく。
結果、どんどん、さび付いていく。

錆びるのが嫌なら、ときどき、省みて、分析し、反省し、改善していかなければならないと思う。
それは、楽なことじゃない。酸化に抗うのだから、当たり前だが。

短気は損気

子供のころ、母親が、「短気は損気」と教えてくれた。
本当にその通りだった。

一時の感情に流されて判断を間違うのは、大損だ。
と、わかっていても、いつでも冷静でいるのは難しい。気質気性に関わる部分は簡単には変わらない。

根本的には変わらないのかもしれないが、さんざん学習はしてきた。
気持ちをコントロールすべを今は、多少は知っている。

気質気性は変わらないのかもしれないが、さらに学習せねば、と思っている。自分が損をするだけで終わるなら、まあ仕方がないが、誰かに嫌な思いをさせてることも多い。気を付けなければ、と思う。

因果応報

因果応報が必然ならば、それはそれでスッキリする。

しかし、現実はもっとあいまいで、良いことをしても報われないかもしれないし、その逆もあるだろう。うまく逃げ切る人もいるかもしれない。

そうであったとしても、良いこと悪いこと、すべて自分に返ってくる、と思って過ごしたほうがいい。
信じていたほうが、穏やかに過ごすことができる。もちろん、悪いことをしなければ、だが。

いいことをすれば、いいことがあるはずだ。

大きく見せる

自分を大きく見せようとすることは、悪くはないのでは。

言葉でなく、行為によって。
むしろ人に見られていない時。

大いに大きく見せようと、頑張ったほうがいいと思う。

忘れたころに

忘れたころに、いいことも悪いこともある。

急く気持ちをコントロールできないうちは、つかみのがしてしまう。

警戒を忘れ、無防備でいると思わぬところで滑ったりぶつかったりする。


どっちも、忘れたころにやってくる。そのことを忘れないようにしたい。