若者はよく思い上がる。
未来の自分を任意の位置におき、そのため現在の位置を把握せず、思い上がる。
一方、年配者もよく思い上がる。
わずかに駆け上ったその位置から見える世界の中だけで、自らの責任の及ばぬことに対して尊大になる。
どちらも、自分の位置を正確に把握していないから、そうなる。
ところで、それは、極めて難しいことだ。
難しいが、顎が上がって妙な高揚感があるときは、だいたい自分の位置を間違えている。
よくよく、気を付けなければ、と思う。
未来の自分を任意の位置におき、そのため現在の位置を把握せず、思い上がる。
一方、年配者もよく思い上がる。
わずかに駆け上ったその位置から見える世界の中だけで、自らの責任の及ばぬことに対して尊大になる。
どちらも、自分の位置を正確に把握していないから、そうなる。
ところで、それは、極めて難しいことだ。
難しいが、顎が上がって妙な高揚感があるときは、だいたい自分の位置を間違えている。
よくよく、気を付けなければ、と思う。