今を生きる

呑気な事を言っている場合ではないのだ。

身に迫る厄災を察知し、対策を講じて万全に備えなければならない。
だらしのない表情で、なんかやる気がでないなあ、などと言ってる場合じゃないのだ。


一方、眉間にしわをよせっぱなし、では心休まる暇もなく、顔の筋肉は硬直しっぱなし、北海道や東北の言葉で言えば、「あずましくない」。

焦りも不安も一旦飲み込んで、一度は忘れて、必要な時には反芻する。

そのように過ごしたい。

やれることをやるだけ

意外なことは、常に起こる。
今までに引きずられた予想しかできないが、今までとの連続性に乏しい事態が常に湧いて起こるので、当然のことだ。

では、不条理を嘆いて無為に過ごすのがいいのか。
そうではない。

完全な不条理もまた、存在しない。条理と不条理の間で揺れ動いている。それが私達の日常だ。
だから、できることを、出来る限りやる。それしかない。どれだけ考えても、この、極めて単純な結論に、いつも舞い戻ってくる。