なんでそうなるのか

青森県八戸市で公務員試験塾オクトを主催する岡政也のブログです。

新陳代謝

2020-12-05 16:34:04 | 日記
生ものは腐る。腐らないなら生ものではない。
生ものは生物とも書く。命が尽きればあとは腐って分解されて循環の輪の中に戻っていく。
腐るものを腐らないものとして扱えばあとで痛い目に遭う。


私たちの作り出すものは、そのほとんどが腐るものだ。
絵や書、建築物、小説や詩、などは腐らないかもしれないが、いや、そこに生まれた様々なものが抜け落ちて今に至っているだけであり、抜け落ちても鑑賞に耐え得る、というだけだ。


私たちが生み出す物は生ものであり、新陳代謝が必要であり、それが絶たれると腐る。
何をやるにしても、腐るということを気にかけておかないとならない。



話は通じない

2020-12-04 17:06:48 | 日記
同じ時に同じ方を向いていて、同じようなことを考えている相手なら、話は通じるだろう。
だが、そうでもないのなら、基本的に話は通じない。


通じる、といってもレベルがある。必要事項の伝達、だけならもっとハードルが低くなければ世の中が成り立たないし、実際、同じ言語を解し、ある程度の悟性を持ち合わせている者同士なら大丈夫だ。
なかなか通じないのは、「気持ち」「痛み」などだ。これらは分かってもらえないのが普通であり、なんとなくわかったふりをしてやり過ごすことで世の中は動いているし、まあそれでいい。わかってもらえる、などと勘違いする方がおかしい。
わかってもらえないから、わかってもらいたい場面では努力が必要になる。それを放棄して、わかってくれない、と嘆くのはゴネているにすぎない。


なかなか話は通じないものだ。



目をそらさずに

2020-12-03 16:49:00 | 日記
一番肝心なことから目をそらしたうえで続ける努力は実を結ばない。いや、結びにくい。
苦手なことに対しては、まともに向かい合って克服するか。あるいは潔く諦めて回避する方法を考えるか。
どちらかを選ばねばならない。選ぶためには目をそらしてはいけない。


努力するのは大事だ。努力できる、というだけで、一定のレベルには達している。
だが、もう一つ上、を目指すなら、「一番肝心なこと」は何であるか、常に確かめ、どうするかを考えて、が大事であり、それがなければ単なる自己満足で終わってしまう。
それではもったいないではないか。


惜しい

2020-12-02 16:35:39 | 日記
惜しくも・・と言うことはいくらでもできる。
自分とは関係のないことを評価する際には別に問題もない。
自分に対して適応すると、途端にただの言い訳になり、聞き苦しくなる。
それだけでなく、自分に対して甘くなる。次に向けて改善しよう、という前向きな意識が希薄になる。


惜しい、という言葉、スポーツを見ているときとか、宝くじが一つ違いで外れたとか、自分の力の全く及ばぬことに対して用いるべきだ。
自分のことについては、惜しくも何ともない。当然の結果だ。


使い方

2020-12-01 16:58:33 | 日記
攻撃のために用いるべきではないものはたくさんある。銃器。すべての武器。武術。すべての格闘技。人権という概念。被害を受けた、という主張。
全て身を守るためのものだ。使い方を誤れば全員が不幸になる。

本当は、本来は攻撃のための武器であるのかもしれない。でも、攻撃のために使えば周囲と自分が不幸になるだけだ。
使い方を間違えてはいけない。