小田急中心の模型のブログ

Nゲージで私鉄電車を楽しむブログです。
旧小田急中心の模型のページ(2003~2014)の製作記も再掲載しています。

横浜生まれの東武電車・・・8191Fの製作記3

2014年10月04日 00時16分21秒 | 東武鉄道


少し間が開いてしまいましたが、
工作そのものはツイッターで逐一報告している通り少しずつ進んでいます。

例によってパンタ周りの配管は引き直しました。
母線は0.35mm、空気作用管?と屋根側の鍵外しは0.2mmですが、
鍵外しに関しては本来もっともっと細いほうが良いです。
今回は手持ち材料と強度を勘案してこの結果ですが、改良の余地あり。
妻面側の鍵外しは配管止めにも用いたKATOのフィーダーをバラしたものですが、
細さは良好ながら屋根側のような浮いた箇所に用いるには強度不足だと思う。

鍵外しのリンク周りはボナの割ピンセットに入っているやや太めの
割ピンを加工して作ってあります。



鍵外し末端の引っ張り部は真鍮パイプを差し込んで作ってみた。
ほんとはもっと丸っこいので、当初はゼリー状瞬着を盛る荒業で
考えてましたが、さすがにちょっと危なっかしいので手堅くまとめました。



クハ8191の前面ジャンパ栓はαのKE-58に交換してみた。
詳しくないけど、大体一緒の形してる・・・よね?
配管を妻から一体で引いた関係で、全車とも屋根板を予めはめ込んでから塗装に入りました。
屋根板の取り付け爪が雨樋の塗膜をえぐりそうな感じがしたのもある。

金属部分にフィニッシャーズのプライマーを筆塗りして、
発色用にMr.カラーのクールホワイトを薄く吹く。



セイジクリームはちょっと迷ったけれど
GMの28番(西武レッドアロー用クリーム)をストレートで使ってみた。
以前製作した2000系はこれに黄色5号を足したらへんに黄色くなりすぎた苦い記憶があるので、
こうした次第。
80年代のヤマケイ本なんかを見るとこれくらいの色調に写ってるのが多々見受けられるのもある。

皮肉にも実車の8191は登場当初レモンイエローがかった特異なクリーム色だったらしいけど、
セイジクリーム末期には普通の色調に塗り直されていたという情報があったことと、
そもそも白っぽいほうが好みなのもあって、今回の結果となりました。



屋根は逆にぐっと濃いめの仕上げ。
西武の屋根なんかに使うMr.の305番に黒を幾らか足した色です。
セイジクリーム当時の実車はあまり詳しくないですが、
先日野田線で見てきた8000系がわりと濃いめの屋根色だったのが印象的だったので、
それを反映しました。

前面の方向幕はやや天地寸法が不足気味ながら、
クロポの3000系用を使いました。
8000系用よりも書体がいい感じ。
下り方は北関東っぽさに惹かれて新栃木行きとしました。
種別幕は実車がそれぞれ別物っぽいので
おとなしくGMの8000系用からもってきています。




このへんまでできたところで
クーラーにもとりかかりました。
避雷器以外の屋上機器はGMのを使うことにしました。
前面にも使ったボナの8000系手すりにはクーラー用の手すりも
入っていたので、モールドを置き換えました。
数が多いのでやや大変ですが、細密感はなかなかのもの。



現状。
ガラスは予定通りクロポの3000系用をはめ込みました。
だいぶ鉄コレっぽさが薄まったかと・・・。
ちょっと透明度が低いので磨いたんですが、やり方が悪いのかあんまり変わらない。

無線アンテナは製品に入ってたのを多少整形して付けてみた。
下回りはまだ一切手つかずなので、これからもっとごちゃごちゃします。



かたつむりみたいなマーカーランプがかわいい。
製品に入ってたパーツを多少整形して使いました。
これを付けるための穴あけジグが入っていて便利だった。



幌はトレジャーの旧型タイプを使いました。
車体と幌と幌吊り(0.2mmの真鍮線を曲げたもの)はそれぞれ別々に塗って、
塗膜を剥がさないように気を付けながら取り付けました。

前面窓は、Hゴムがもう一息外板から出っ張ってたほうがよさそう。



クーラーは仮載せ。
城カラーの石垣色で塗装後、ペアハンから出てるステッカーで通風孔をお手軽再現しました(後で詳述)

地味に手こずったのが戸当たりゴムの色差し。
幅が広くてやたらに浅いモールドのため
いつものコピックペンは細すぎて塗りにくく、
エナメルの流し込みはハミダシを落とす時に
凹部分の色まで持っていかれてしまうケースが多発。
最後の最後でとんだ落とし穴にうろたえましたが、
たまたま机の上にあったマッキーの細いほうのペン先が
ちょうどよさそうな太さだったのでこれで塗りました(無論クリア塗装後)

ただし塗ったまんまだと太すぎる感があるので、
凹モールドのエッジをカッターの刃先で撫でて端をこそげ落とし、
なるべく細く見えるように調整しました。

印刷の乱れが散見されるガラスは手直しする予定です。



配管周りは色差しで一気にモサくなってしまってしょんぼり。
今作最大の失敗かも。激萎えぷんぷん丸。

パンタはトミックスのPT8002?(JR321系用?)の四角い取り付け足を削り、
碍子部分に0.4mmの真鍮線を差して四つ足にしたものを使いました。
一応塗るつもりでいる。



最後に前述のペアハンのクーラーステッカー。
画像は黒タイプですが、グレーもある模様。
GMの8000系クーラーには横方向の寸法が気持ち不足気味ですが、
何とかなる範囲です。
モールドが非常に浅く色差しは相当面倒(やるならマスキングして塗り分けのほうが早いはず)なので、利用価値大です。
GM秋葉原で買いました。
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