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おおこしひろし//あーとわーくえとせとら

チャーシューチャーハン

2018-09-01 | 日記・エッセイ・コラム

おはよう!!

ということで、

今朝のシネマは、「豚がいた教室」

問題作だ!!

場所は平凡な小学校。。。

6年生のある学級。。。

先生が、抱えられる位のかわいい子豚を持ってきた。

子供たちは、かわいい、かわいい、と飼う気まんまん。。。

子供たちはカラフルな小屋を作ってあげる。。。

もちろん、愛らしく、軽やかで、素敵な音楽にのせて ♪ ♪

素敵なホームドラマの学校シーンだ!!

で、

6年生の卒業が迫り、、、その豚をどうするかを考えることになった。。。

下の学年に引き継ぐか、センターに引き取ってもらうか、、、

その2つの選択肢になった。

あとの選択はないのか??

結局、センターに引き取られることになった。

そのまま下級生に受け継いでも、豚は大きくなるばかりでてにおえなくなる、

先生は安堵の顔であった。

わたしは、いらだった。

センターで処分される。その決断を年端もいかない子供たちにさせるのか??

先生が子豚を持ってきたのだから、先生が持ち帰って風呂場ででも飼って、命を全うさせるという手だってある。。。

場所も狭い、経費もかかるからできない!って????

それは不可能でないはずだ。命かけて豚を守ろうと思えば、大人だったらできるはずだ。。。

もっとも、先生は豚が大きくなったら食べる、という前提で教室に持ってきたのだから、殺して食べてもいい。。

それだったら先生自らがさばけ!!もしくは、自分が獣であることを自覚しろ!!

と、思ってしまうのだ。

道具を持って、頭を使う獣。それが人間ではないのか??

生の存続と、種の保存のために・・・

そんなこんなで、

昨夜、獣になったわたしは、豚肉を買って、自家製チャーシューを作った。

本能のまま、ライオンがシマウマを食うように、チャーシューを食わねば。。。

そして、今朝はチャーシューの端しっぱを、チャーハンに入れた。。。

1センチ角に切った豚肉をスプーンに乗せる度に、あの豚のPちゃんが目の前に浮かぶ。

懺悔の気持ちはない、ありがたいとも思わない、わたしは獣だから。

ここからまた始めよう。理性や愛や善や尊厳を構築することを。。。

うん、

美味しかった!!

ごちそう様でした!!

あれは、自分が問われる相当に怖い映画だ。

それに比べれば、おばけ映画も、ゾンビ映画もかわいいものかもしれない。