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おおこしひろし//あーとわーくえとせとら

卯の花

2008-05-24 | 日記・エッセイ・コラム

017 うのはな

こどもころは、この花の地味さが好きでなく、殆ど無視していた。

あの歌の「うのはな」であることも知らなかった。

でも、いまは、この季節、この花を見ると「ほっ」とする。

また、夏は来ぬ である。


影ふみ

2008-05-19 | 日記・エッセイ・コラム

007 夜の帰り道で、街灯を背に受けて伸びた影を追いながら歩いていたら、前を歩いている女学生が、おれの頭の部分をずかずか踏みながら歩いている。

おもわず頭をふってよけた。

そういえば、わたしも前の人のかげを、グチョと踏んだり、蹴飛ばしながら歩いたこと、あったなぁー。 


ポスト ま!いっか

2008-05-13 | 陶器

064 なんか、なんか ないかな。

ま!いっか。でない、なにか。

ポストま!いっか。

そういえば、もう、20年以上まえから、ポストモダンと言われながら、うやむやのまま、今でもたまにポストモダンという言葉をきく。

現状は、ポストモダンの熟成度より、時代の流れが速く、昇華しないままうやむやになったということだろう。

いかすことも、ころすことも、できないまま宙にまぎれたポストモダン

つまり、彼らの画策は時代の流れに飲み込まれたわけで、ミックスジュースのたまに舌に触る粒々がポストモダンなのだ。