juntarouじいじの日々是好日

保谷障害者福祉センターの卒業記念に「じいじにも出来るよ」と言われて始めたブログ、早いもので、もう19年目に入りました。

カルメンとミカエラ

2017年02月02日 | 音楽・オペラ・美術


今日は北風が結構強くて寒かったですね。
小池知事と都議会のドンとの代理戦争とか言って、千代田区長の選挙が注目されていますが、我が西東京市でも今市長選が行われているんですよ。現職と対抗馬一人で、こちらは全然盛り上がっていないようです(*^_^*)でもまあ、市民の義務だなあと、先ほど保谷庁舎の投票所へ行って期日前投票を済ませて来ました。

新国立劇場のオペラ1月公演は「カルメン」で、31日の最終公演に出かけて来ました。新国立劇場でカルメンを観るのは多分3度目です。先だっては、N響の演奏会形式で聴きましたが、やっぱり、オペラかなあ(*^_^*)
カルメンはフランスの作曲家ビゼーが書いた人気の高いオペラですね。初演は1875年で、ビゼーは初演後3か月、38歳の若さで亡くなっています。モーツアルトと同じく早世したんですね。舞台はスペインのゼビリアですがフランス語です。同じくセビリアを舞台にしたモーツアルトの「フィガロの結婚」やロッシーニの「セビリアの理髪師」はイタリア語ですね。ただ、何時も字幕を一生懸命見ているので、私には何語だろうとあまり関係ないですが(*^_^*)。
奔放な美女カルメンと純真なミカエラ、対極として描かれていますが、男性の皆さん、どちらの女性に惹かれますか(*^_^*)
今回カルメンを歌ったのはロシア出身のメッゾソプラノ「エレーナ・マクシモア」、ミカエラは日本のソプラノ「砂川涼子」さんでした。カルメンが冒頭に歌うハバネラ(恋は野の鳥」とかドン・ホセの「花の歌」とか闘牛士エスカミーリョの「闘牛士の歌」とか、有名なアリアが沢山あります。ハバネラは、この歌い出しでその歌手の力量が分かってしまうと言われている歌です。華やかな前奏曲や間奏曲など聴きどころ満載のオペラですね。

この日のオーケストラは東京交響楽団で指揮はカナダ出身のイブ・アベル、鵜山仁の演出も良かったし、2回の休憩を入れて3時間40分の楽しい公演でした。
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