今日は北風が結構強くて寒かったですね。
小池知事と都議会のドンとの代理戦争とか言って、千代田区長の選挙が注目されていますが、我が西東京市でも今市長選が行われているんですよ。現職と対抗馬一人で、こちらは全然盛り上がっていないようです(*^_^*)でもまあ、市民の義務だなあと、先ほど保谷庁舎の投票所へ行って期日前投票を済ませて来ました。
新国立劇場のオペラ1月公演は「カルメン」で、31日の最終公演に出かけて来ました。新国立劇場でカルメンを観るのは多分3度目です。先だっては、N響の演奏会形式で聴きましたが、やっぱり、オペラかなあ(*^_^*)
カルメンはフランスの作曲家ビゼーが書いた人気の高いオペラですね。初演は1875年で、ビゼーは初演後3か月、38歳の若さで亡くなっています。モーツアルトと同じく早世したんですね。舞台はスペインのゼビリアですがフランス語です。同じくセビリアを舞台にしたモーツアルトの「フィガロの結婚」やロッシーニの「セビリアの理髪師」はイタリア語ですね。ただ、何時も字幕を一生懸命見ているので、私には何語だろうとあまり関係ないですが(*^_^*)。
奔放な美女カルメンと純真なミカエラ、対極として描かれていますが、男性の皆さん、どちらの女性に惹かれますか(*^_^*)
今回カルメンを歌ったのはロシア出身のメッゾソプラノ「エレーナ・マクシモア」、ミカエラは日本のソプラノ「砂川涼子」さんでした。カルメンが冒頭に歌うハバネラ(恋は野の鳥」とかドン・ホセの「花の歌」とか闘牛士エスカミーリョの「闘牛士の歌」とか、有名なアリアが沢山あります。ハバネラは、この歌い出しでその歌手の力量が分かってしまうと言われている歌です。華やかな前奏曲や間奏曲など聴きどころ満載のオペラですね。
この日のオーケストラは東京交響楽団で指揮はカナダ出身のイブ・アベル、鵜山仁の演出も良かったし、2回の休憩を入れて3時間40分の楽しい公演でした。
じいじ様もセビリヤへ行かれた時に立ち寄られたかと思いますが、カルメンの舞台となった紡績工場は今は大学になっていましたね。私がその大学の中を通った時には、校内に何かの舞台が組み立てられていました。カルメンの公演用だったかも。
カルメンを見に行ったんですね。羨ましいなぁ。小生は実はいまだ生で観劇したことがありません。DVDで1枚持っていますが・・・
何といってもカルメンはオペラの代名詞ですよね。ハバネラから始まる歌や演奏といい、それと舞台からこぼれんばかりに役者が出ますよね。こんなに大挙して人が出るのはカルメンの他ないのでは。
演劇で3時間、休憩を入れておよそ3時間半強のオペラだったと思います。でも見ていてこれでもかこれでもかと場面があって・・・1度でいいから生で見たいなぁ。
スペインへは2度行ったことがあります。友人がドイツとスペインに単身勤務していた時に激励に・・・というのはウソで専ら見物でした。セビージャにも行ってきました。泥棒に入られたり色々思い出はつきませんが、バルセロナでは夜になるとまるで現在の渋谷の人ごみのようになって、入っていくのが怖かった思い出があります。まるでカルメンの舞台のようでした。
もう友人たちも日本に戻ったし、○○○が・・・スペインへ行くことは2度とないでしょう。本当にいい思い出です。
カルメンはそんな意味で、小生の郷愁を誘うオペラです。
あっ、それに地中海沿いの国々の若者はなんて美女・美男子が多いことか。見るもの見るもの開いた口がふさがらなかった所でした。
あぁ・・・愛しスペインよ!!!
では