今朝の熊日新聞に、熊本市春日の女性グループ「春日人おてもやん」が、おてもやんのふる里・春日をPRしようと、おてもやんが生きた明治時代の風景を描いたポスターを作製したという話題が載っていた。ちょうど今日、熊本駅に土産物を買いに行ったついでにそのポスターを撮影してきた。
※このポスターの原画を作製されたのはイラストレーターの野川ふきこさんです。
野川ふきこさんのブログ
「AtelierTomuneko イラスト工房トムネコの絵師、野川ふきこのブログへようこそ!」
このポスターは、最近、熊本駅新幹線口の近くに出来た「春日3丁目おてもやん公園」に掲示されていた。絵柄の背景には春日駅(現熊本駅)の駅舎が描かれている。この春日駅が開業したのは明治24年(1891)7月1日のこと。その4ヵ月後の11月19日には、第五高等中学校に赴任したラフカディオ・ハーン夫妻と使用人の一行が降り立っている。駅頭には嘉納治五郎校長ほかが出迎えたという。
永田イネによって「おてもやん」が作られるのは、それから7、8年後の明治33年頃。イネは米屋町の味噌醤油製造業の家に生まれ、4歳の頃から筝、三味線、太鼓、小唄、舞踊など芸道全般を習ったという。そのイネの稽古場に来ていたのが、北岡村(現春日1丁目)の小作農家の娘・チモ。この二人の出逢いから「おてもやん」が生まれた。
僕がYouTubeにアップした動画の中でも「おてもやん」が圧倒的な人気を得ているのは、決してわらべの可愛らしさだけではない。熊本弁丸出しの歌詞で、他府県民には意味がよく分からなくてもユーモラスな雰囲気が伝わるし、何といってもあの軽快な曲調が受けるのだろう。個人的な意見を言わせていただければ、毎夏行われる「火の国まつり」の総踊りで踊られる「サンバ おてもやん」は、僕はどうも好きになれない。
▼民謡「おてもやん」を巧みに織り込んだ「長唄 おてもやん」
※このポスターの原画を作製されたのはイラストレーターの野川ふきこさんです。
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このポスターは、最近、熊本駅新幹線口の近くに出来た「春日3丁目おてもやん公園」に掲示されていた。絵柄の背景には春日駅(現熊本駅)の駅舎が描かれている。この春日駅が開業したのは明治24年(1891)7月1日のこと。その4ヵ月後の11月19日には、第五高等中学校に赴任したラフカディオ・ハーン夫妻と使用人の一行が降り立っている。駅頭には嘉納治五郎校長ほかが出迎えたという。
永田イネによって「おてもやん」が作られるのは、それから7、8年後の明治33年頃。イネは米屋町の味噌醤油製造業の家に生まれ、4歳の頃から筝、三味線、太鼓、小唄、舞踊など芸道全般を習ったという。そのイネの稽古場に来ていたのが、北岡村(現春日1丁目)の小作農家の娘・チモ。この二人の出逢いから「おてもやん」が生まれた。
僕がYouTubeにアップした動画の中でも「おてもやん」が圧倒的な人気を得ているのは、決してわらべの可愛らしさだけではない。熊本弁丸出しの歌詞で、他府県民には意味がよく分からなくてもユーモラスな雰囲気が伝わるし、何といってもあの軽快な曲調が受けるのだろう。個人的な意見を言わせていただければ、毎夏行われる「火の国まつり」の総踊りで踊られる「サンバ おてもやん」は、僕はどうも好きになれない。
▼民謡「おてもやん」を巧みに織り込んだ「長唄 おてもやん」
せっかく造られたのですからオープニングイベントでもやればいいのにと思いました。計画されているかもしれませんが・・・
公園へ行かれたのですね!ご紹介して頂き、重ねてありがとうございます。
もう7年前になりますが、祇園橋のポケットパークにおてもやん像が出来た時にオープニングイベントが行われましたが、おてもやん公園も何かやれればいいですね!