僕は5、6年ほど前に規工川祐輔先生の著書「評伝 海達公子」を読んでから、彼女を育んだ大正時代から昭和初期の文化について知りたいと強く思うようになった。規工川先生は直接教わったことはないが、僕が卒業した熊大附中にも在職されたというご縁もあって、先生が永年かかって調べ上げられた資料を見せていただいたり、図書館の文献を調べたり、ネットで情報検索したりしてきた。そんなある日、ネット検索で偶然辿り着いたのが“NAKACO”さんのブログ。ここではそれまでどこでも目にしたことがなかったような大正および昭和前期の文化に関するトリビアを知ることができ、より時代の空気感がわかるようになった。今、“NAKACO”さんのブログと相互リンクを張っていただいているが、“NAKACO”さんは本来イラストレーターのようで、ご自身のサイトやブログで自作のアニメーションなどを公開されているが、このほど、いよいよYouTubeデビューされたそうだ。下の「宵待草(関屋敏子)」などは竹久夢二の大正浪漫の世界を髣髴とさせて不思議な魅力に惹きつけられる。
▼NAKACOさんのサイト
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