徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

いだてん 「いきなり団子」を食らう

2019-04-29 19:49:47 | テレビ
 昨夜の大河ドラマ「いだてん」で、四三(中村勘九郎)が「いきなり団子」を食べるシーンがあった。マラソンの世界記録を出し、ベルリンオリンピックへ向け、強化練習に励んでいるという四三からの手紙を受け取った妻のスヤ(綾瀬はるか)は、養母(大竹しのぶ)の許しを受け、「♪あの山いっちょ越すとしゃが」とばかりに上京、四三の下宿先にやって来る。その時に手土産として持ってくるのが、熊本名物の「いきなり団子」。四三がおいしそうに頬ばる「いきなり団子」は小麦粉の生地の下にうっすらあんこが入っているようだ。僕らが子供だった頃、食べていた「いきなり団子」は中味はさつまいもだけだったような気がするので、大正初期の「いきなり団子」にあんこが入っていたかどうかは「?」だ。それはさておき、「いきなり団子」のいきなりの意味をよく「突然」とか「急に」といった意味合いで説明されることが多いが、古い熊本弁の「いきなり」は「ザッとした」とか「成り行きまかせ」とかいう意味で使われたらしく、わが祖母もたしかにそんなニュアンスで言っていた記憶がある。





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