徒然なか話

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大江戸三美人 ~ 会いに行けるアイドル ~

2014-10-04 23:35:13 | 歴史
 9月12日に放送された「にっぽんの芸能」(NHK-Eテレ)で演奏された大和楽の「おせん」を、9月16日のブログで紹介したが、昨夜の「にっぽんの芸能」では、「大江戸三美人」のうちの一人「柳屋お藤」を題材とした長唄舞踊が放送された。
 「大江戸三美人」というのは
   谷中、笠森稲荷門前の水茶屋 鍵屋の「笠森お仙」
   浅草、奥山の楊子店(化粧品店)柳屋の「柳屋お藤」
   浅草、二十軒茶屋の水茶屋 蔦屋の 「蔦屋お芳」
の三人を言う。
 彼女たちが看板娘として有名になったのは、浮世絵師・鈴木春信が描いたカラーの美人画が江戸中に流布したからだ。三人の中でも特に、薄化粧のお仙と、化粧上手なお藤は対照的でともに人気が高かったらしい。


左から柳屋お藤、女形歌舞伎役者二代目瀬川菊之丞、笠森お仙(鈴木春信画)


 蔦屋お芳を加えた三人はいずれも店を繁盛させ町興しに貢献した。明和年間に活躍した三人の第一期アイドルに続き、寛政年間には「難波屋おきた」、「富本豊雛」、「高島屋おひさ」の三人が、第二期アイドルとして活躍したという。


舞踊 長唄「柳屋お藤」でお藤を演じる吾妻寛穂


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2 コメント

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Re: 紅さま (FUSA)
2014-10-05 11:46:12
ありがとうございます!
さっそく笹木美きえさんの「江戸端唄・俗曲」で視聴してみました。アップテンポなんですね~面白い!
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Unknown ()
2014-10-05 10:12:54
端唄すててこも、おせんさんが出てまいりますですね。
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