食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

Domaine Marc kreydenweiss ワイン醸造所

2012年04月21日 | ・産地を訪ねて
お腹もいっぱいになって

向かった先は、





Domaine Marc kreydenweissさん

アルザス屈指のワイン醸造所



アルザスに来た目的の1つが、ワイン

少し前の記事にも書いたけれど、

アルザスは、フランスでも有数の、白ワインの産地。



本当は、たくさん回りたかったけれど。

日程の関係と、スーさんが車を運転してくれているから、

私だけ、飲むっていうのも、ねぇ



そんなワケで、今回は、2軒だけうかがった。

その1つが、ココ






試飲ブースに案内して頂いて。




この他に、2つ、合計7種類を試飲。

2ケース購入させて頂いた




この醸造所は、ワインに使われるぶどう品種の、“リースリング”っていうぶどうを使ったワインを得意とされていて。

ぶどうは、“biodunamique バイオダイナミック農法”で、栽培。







有機農法?



ちょっと、違う。



日本では、あまり知られていないけれど。



ルドルフ・シュタイナーさんっていう、人智学者さんが提唱しはじめた、太陰暦に基づいた「農業暦」にしたがって種まきや収穫などを行う有機栽培の一種。

つまり、月の動きなんかを軸にする、農業。

私達が行った時は、

『今週は、畑を耕す週なの』

そう、おっしゃった、私達を担当して下さった女性。

『今年のバイオダイナミック農法では、来週から、棚仕立てに入るの』

と。



月と、農業の、関係性?

この辺に関しては、私もまだ、勉強中。

頂いた資料も、まだ、読めていないし



ただ、このワインは、おいしい…

そして、説明して下さった女性の、ワインへの情熱、探究心。

こういう方達がいらっしゃるから、ステキなワインが、飲める。

うかがって、良かった



ちなみに、



この村の地図。

白い文字の入っている所が、ぶどう畑。

色の着いている所が、この醸造所の所有畑。

ほんの少しの、場所の違いで、同じ品種でも、味が違う



ワインによって、



コルクの長さを使い分けたり。





こちらでは、毎年、ラベルの絵を、違うアーティストさんにお願いしているんだって

原画は、20cmくらいのものから、2mもの大画まで様々とか





建物のすぐ後ろが、有名な特級畑

機械なんて入らない丘の斜面が畑だから。

もちろん、全て、手作業



熱意が無いと、出来ない仕事だよね。



ステキなご招待を頂いたのだけれど。

予定が合わないので、また、次の機会にさせて頂いて。



今度は、緑の葉が生い茂る季節に来たいなぁ


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
kenさん (どうらく人)
2012-04-21 18:02:09
“身土不二”、聞いた事があります。
昔の方達は、本当に素敵(的確な?)な言葉を残して下っていますね

太陰暦を使うのは、味の追求よりも、土壌を大切に使うため、というような印象を受けました。
良い土壌を維持出来れば、おのずと、良いぶどうが出来る、という事でしょうか
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窓際@泥酔さん (どうらく人)
2012-04-21 17:27:48
泥酔の中(?)ありがとうございます。

またのお越しを、楽しみにしています
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いい雰囲気 (ken)
2012-04-21 12:55:00
街並みも雰囲気いいし、コルクやラベルもお洒落ですね☆
太陰暦を応用して農業をなさっているとは
興味津々です。
密接な関係がありますもんね。
味が違うのかな~
日本にも『身土不二』という言葉があって
身体と土は二つに分けられない。
つまり、自分が生活している土地で旬のもの
を食べれば、季節や風土に順応する身体を
作ることができる。
>ほんの少しの、場所の違いで、同じ品種でも、味が違う
この文を読んでふとそう思いました。

ken
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ホンモノです・・・ (窓際@泥酔)
2012-04-21 00:23:54
 
また来ますた(爆)
 

さ、もうすぐ1時。
また来ます(笑)

 
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