のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

隠れキリシタン

2011年11月09日 | 日記・エッセイ・コラム

111110  近隣の村の山奥にある集落で奇妙なお墓を発見しました。

 何気なく通りがかって、ふと気になったのがこの灯籠。

 灯籠には二つの四角い窓とその下にハート型の窓。通常はこのハート型の窓は炎を意味するので、上が尖った逆ハート型になるはずです。

 これはもしや?と、悪い癖で人様のお墓の墓石を探索しました。

1111102  観音様の腕に注目。

 着物の襟ならば腕の下に身入っているはずですが、腕尾を追うように紐上の模様が見えます。

 キリスト教の新譜や司祭様が使う「ストラ」というお日を催しているわけです。

 どうやら隠れキリシタンの墓だな!。

  

1111105 隠れキリシタンが世を偲ぶ狩りの戒名によく用いる文字が「心」「天」「空」などですが、右の戒名には「心」が、左の戒名には「空」が。

 他の墓石に刻まれた戒名にも「心」の文字が多数刻まれていました。

 

1111108

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