のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

名古屋

2022年02月24日 | 日記・エッセイ・コラム

 天気予報は晴れなのに、見事に雪が降っていました。

 連日の雪かきで疲労困憊状態。でも、今夜は「科捜研の女」があるので、沢口靖子を見るために生きのびねばならない。

 名古屋から来ている青年と、カップ麺の飲み干す一杯「名古屋台湾ラーメン」を食べながら、「世界のやまちゃん」と言う鳥料理の居酒屋について話をしました。彼のお母さんがよく行ってた店が「世界のやまちゃん」で、当時は普通の居酒屋だったそうですが、いつの間にか鳥料理の専門店になっていて、名古屋の鳥料理が有名になってしまっていた。

 「名古屋はよその土地のものでも上手に自分のものにしてしまうンですよ。」といってましたが、案外これって日本の文化に共通するのかも知れない。台湾ラーメンっていったって、台湾にこんなラーメンないし、名古屋なのか?台湾なのか?ご当地性もわからない。けれど、これが名古屋の文化。

 織田さんの底力ですね。平凡な凡人よりも非凡な狂人。織田サンの人気は今も絶大です。

 今は金メダルを噛んだり、金のしゃちほこを噛む人が市長で、どうも金製品をかじる習性を持った人種が市長ですが、織田サン以降名古屋が注目されるのはこんなことしか無い。近年ではトリエンナーレというお下劣なゲージツ展で名をはせたくらい。平凡な狂人では名古屋の知名度が上がらないとか。

 その昔、水前寺清子が東京がダメなら大阪があるさ、大阪がダメなら名古屋があるさ。と説いていた名古屋ですが、今は福岡や札幌が浮かんできても名古屋は思い付かない。オダさんと言えばオフコースの小田和正で、あの人は横浜あたりの出身だったかな?

 まぁ、なんたって織田サンの時代には日本の頂点にあった土地なので、「名古屋、復興させたいですね。」と雪山の頂点で策略練ってました。

コメント
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