のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

ハイブリッド

2022年02月21日 | 日記・エッセイ・コラム

 久しぶりの休みとなりました。スキー場は非番、なので山仕事、と、思ったら吹雪いて仕事にならない。

 なので、家でのんびりと思ったらそうは問屋が許さない。地区の集金やら、野暮用ががっつり入ってきます。同級生のお父さんが亡くなって弔問にいったりと、いつもより慌ただしかった。

 昼時には下界へ出かけたので香華でラーメンを食べてきました。気まぐれ新メニュー月夜野ブラック。定番メニューではなく運が良いときしか作っていないラーメン。

 近年、富山ブラックと呼ばれる真っ黒いラーメン、1980年代に劔岳に登山に行ったときに先輩に紹介されて食べたのが始まりでした。あの時代のゴージャスメニューだったラーメンライスで食べるにはしょっぱくて良かったんです。ただでさえ登山で大汗かいた後でしたし、なんかしょっぱさがうまかったなぁ。

 で、数年前に富山に行ったときに黒いラーメンを久々に食べたのですが、今やラーメンライス食べる気力も無く。と、言うよりラーメン屋の梯子するのでライスまで食べちゃいられない。あの時は富山名物の昆布だしの白エビのかき揚げの入ったうどんも食べる計画でした。

 異様にしょっぱくて「あ、こりゃダメだ!」って思ってしまいました。この黒いつゆの中にご飯を入れるとちょうど良いのですが、そうすると白エビのうどんが食べられない。身体が二つあれば!

 こちら、そこまでしょっぱくないので半チャーハンでちょうど良かった。

 なんだかんだとニーハオの悪口言いながら中華料理はよく食べています。冷蔵庫の残り物を炒めて食べるに中華は最適。

 もはや日本食なのでは?

 昨夜は面倒なので冷凍のカレーうどんを煮て食べました。

 ラーメンだって元々は外来食物ですが、カレーうどんのカレーだって外来食物。それをウドンと融合させるその発想。インドのニューデリーに行ったってカレーうどんなんかありそうもないけど、日本では和食文化に取り込まれている。

 こうした融合生の高さってある意味日本の優れたところじゃなかろうか?カレーうどん食いながら、これを融合させた人ってすげぇなぁ!って感動しましたモン。

 電気モーターとガソリンエンジンの前にカレーとうどんのハイブリッドはあった!

 異文化融合させると日本料理になる?

コメント
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