芸術の秋 今日は 観劇してきました
これは 伎楽(ぎがく) 聞きなれない言葉だと思いますので
いただいた パンフレットを 参考に ご紹介します
いただいた パンフレットを 参考に ご紹介します
伎楽とは 一言でいえば 仮面舞踏劇です
百済の 味摩之(ごめんなさいなんて読むのかわかりません)が 推古天皇の時代(612年)に伝えたものです
聖徳太子が奨励し 飛鳥の大寺には 伎楽団もあったようです
楽しみのために受け入れられていたことは この「伎楽」の言葉が「娯楽」の語源になっていることからもわかります
聖徳太子が奨励し 飛鳥の大寺には 伎楽団もあったようです
楽しみのために受け入れられていたことは この「伎楽」の言葉が「娯楽」の語源になっていることからもわかります
752年の 大仏開眼法要の時に いちばん花開いた伎楽ですが
その後衰退し 獅子舞や 天狗にその名残を残すのみに なっていました
その後衰退し 獅子舞や 天狗にその名残を残すのみに なっていました
しかし・・・・
1980年 東大寺昭和大修理落慶法要の時に 天理大学雅楽部が演じることにより復活
以来 雅楽部では この伎楽を演じ続けています
以来 雅楽部では この伎楽を演じ続けています
あまりはっきりとした 筋書きがあるわけではないのですが 今日は獅子奮迅という演目で
暴れる獅子を いろいろな手立てをつくしてなだめようとするのですが なかなかうまくいかず
最後に牡丹の花を 与えることによって おとなしくなる というストーリーでした
獅子は まさに獅子舞を彷彿とさせる 迫力ある演技でした(動きが激しすぎて携帯カメラでは限界がありました)
写真は 獅子が登場するまでに いくつか場面があるのですが
写真は 獅子が登場するまでに いくつか場面があるのですが
その中の 美女たちが戯れているシーンです
奈良時代の人達の楽しみを 味わうことができたひとときでした
おおらかな時代だったのだなあ と 思います