それでも この時の日本は変わっていた
金あるものは 金を
技術あるものは 技術を
暇があるものは その暇をボランティアにしていく国民性が出来ていた
寄付を税金控除とするのも広く採用されていて 動物愛護施設への寄付も若干の枠、所得の一定比率は税金控除の対象になっていた
ジブが恵の財団にする寄付が こうした税金控除の枠を作りだしていた
ただ この財団を無税扱いの資産管理会社とする 金持ちがいて、一般財団では 業務に使用している額、人件費を除いた額に応じての制限があった。ショボい事しかしなくて ごっそりと金を貯めていると 財団といえども税金を取られていた。
特例法人となれば内部保留について問われないが 過去のしてきた実績が特別で多大の行動をしてきた財団に限定されていた