動物愛護施設が日本の各地で作られていく段階で
瑠璃興業の税務の連中 は 自分たちの初期の構想は早々と諦めた
動物愛護施設の運営会社 の社長となっていた 奴の 力量 は 同じ 瑠璃興業社内だけに判っていた
もっともそんなに利益は出ないが ゼニ金目的でしている事業ではないと アイツも言っていたし、 瑠璃もそれは認めていた。ただ大きな損失が出ると持続は難しい、そのために アイツは盛んに考えて手を打っていた
レアメタル関係の膨大な利益をどう誤魔化すか 税金を支払うのではなく 資産獲得して 利益を圧縮していく方向に作戦を切り替えた
香奈オフィスも九州でのレアメタルの採掘の時に取った 観光事業への進出と云う 隠れ蓑を発展させていく事に興味があった。観光そのものは儲からないが、香奈オフィスの名前は上がっていた
動物愛護施設の全国展開の一方で 動物愛護施設の近接に 公園とか運動場の確保とかに 事業の矛先を変えていた。
香奈オフィスの観光事業は 観光とは名ばかりで 公園や運動場 テニスコートなどを含む基盤事業であって 儲けは極めて薄い。裏に地下鉱山の検討をしている事を知っている人は少ない。もっともピタリとレアメタルが採掘できる可能性は低いが、鉱山とはそういうものだった。
瑠璃興業の幹部は大抵香奈オフィスの幹部も兼任していて、この方針は奈津美も承諾していた。
世間的には 香奈オフィスの文化事業として、多くの人の文化的 健康的な暮らしを応援しますとかになっていた。
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