のら猫の三文小説

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新しい子猫たち No.1851

2021-05-11 00:37:20 | 新しい子猫たち 
ところが 院長代行の両親と奥さんの両親 は近くにいて 息子たちの嫁さんとは 気があった。家柄がドーダと云う気持ちは密かにはあったが。そこは孫だけに 自分の子供たちとは違っていた


両家 とも 先祖に早く亡くなる人がいて、跡継ぎに苦労した事があって 早く結婚させる事が慣わしとなっていた。院長代行も学生時代に結婚させられた。


祖父母 とか言っても まだ60歳代 ジブシティーでは60歳代は 鼻たれ小僧、80歳とか90歳代でも元気でピンピンしている特殊な場所


孫の嫁さんは 若く、次々と出産した。レアメタルの不妊効果はどこに行った とエンゼルホープ病院の産婦人科でも話題になった。二十歳前後ともなるとレアメタルの不妊効果は弱く、母体は健康でむしろ出産しやすいのではないか と云う意見も出ていた。


ジブシティーを含む 自治体でも少子化を心配していただけに 育児には特別に配慮して、専門スタッフを斡旋した。祖父母たちも面倒を見た。面倒見るから愛着も出て、祖父母たちもまだ若いのでナンダカンダとゼニ儲けもして、資産家でもあって、子供の面倒もみるし、仕事もするし と 生活にも張り合いが出て 益々元気、ジブシティーだけに ドンドンと若くなり 元気一杯になっていた。


院長代行もエンゼルホープ病院本院に行った時は 顔を出すようにしていたが 自分の両親も奥さんの両親もドンドンと若くなって元気一杯になっていて驚いていた

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