のら猫の三文小説

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新しい子猫たち No.1363

2018-01-01 00:28:06 | 新しい子猫たち 

今のカヨコファイナンシャル の体制はジブグループのかなり大きい部分で商売で協力して、それはチャタロウグループとかリトルチャグループとか治部一族の企業にも広がり、それ以外にも広がっていた。一種の商社的な要素も持っていた


 


元々、あのオッサンは相場の達人 と言われ、財を成したが、加代子と比べると神と人間の差はあった。加代子が先物、オッサンは債券と現物株式に分担して管理していたが、加代子も時には株式の現物も始めて、オッサンは稼ぎでは遠く離されて、次第に運用からシフトを換えて、組織運営に力を入れるようになって、日本に来てからは、完全に組織運営に専念するようになった。


 


運営に専念するようになってカヨコファイナンシャルは質的に変化していった。運用での加代子たちの稼ぎは波はあるものの、高水準だったので、財務は良かったが、あのオッサン管轄のナンダカンダも 儲けるようになってきて、今では加代子たちの運用が冴えない時は、上回る事すらあったのだった。


 


 


話は脱線し過ぎたが、あのオッサンが単に気軽にいった、日本の陶芸で コーヒーとか紅茶のカップは作れないかとの依頼は、あのおやっさんの所の職人たちは、重く受け止めた、肉厚はドーダ、塗りはドーダとか言って、数多くの試作品を作り、オッサンの所に こんなものでどうでしょうかと送ってきた



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