最近ブログの更新がちょっとおろそかになっているのんきです
今日はのんきのブログとしては珍しく、「経済問題」を取り上げてみたいと思いま
す。
苦手な分野なんですが・・・
というよりも、ちょっと思い込みがありましたね。
じつは、のんきは中国は「固定相場制」を取っているものとばかり思っていまし
た。
ですが、調べてみると2005年7月より、「管理フロート制」という一種の変動相場制
に変更されていたようです。
現在、日本を初めとする自由経済主義をとっている国々は、「変動相場制」を採用
していますよね。
ところが、中国ではずっと中国銀行が介入して1元=8.2765元前後で相場が維持さ
れるよう、にコントロールしていたようです。って、これも「事実上」の固定相場
というだけで、変動相場制ですね
まあ、事実上は固定相場なんですが。
ところが、まあテレビのニュースなどで良く見たように、そのせいで中国製品の値
段が無茶苦茶安い値段のままで放置され、貿易の不平等が生まれていたんですよ
ね。
んで、アメリカが、為替操作国認定の警告や中国繊維7品目の緊急輸入制限、対中経
済制裁法案の提出などの方法を使って圧力を掛け続けて、ついに思い腰を上げたら
しいです。
現在は前日比でプラスマイナス0.03%の間で維持されるようにコントロールされて
いるんだとか。レートも2%ほど切り上げたようです。
何でのんきがこんなことを考えたのかというと、鳩山由紀夫さんが、「東アジア共
同体」を最近やけに前面に押し出したことが原因です。
これは、「日・中・韓」にASEANを加えたアジア諸国でEUのような地域共同体を築こ
う、という考え方です。
この中で「ユーロ」のような共通の通貨を作り、お互いの自由貿易を達成しよう、
という・・・。
理想としてはすばらしいように見えます。一見・・・。
ですが、ヨーロッパ諸国は、元々「西ヨーロッパ」と呼ばれていた資本主義経済社
会で経済的なシステムもに通った国々の間から始まったこそ出来た考え方だと思う
のです。昔は「ギリシャ」や「ローマ」などという一つの国であったわけですか
ら。
西ドイツと東ドイツが統合されたように、例えば韓国と北朝鮮が統合される、とい
うのはありでしょう。ですが、この「東アジア共同体」の構想の中には「中国」と
いう超大国が含まれていることを忘れてはなりません。
貿易の仕方も、国民の考え方も、教育の行い方も、「常識」に対する考え方も、ど
れも全て自由貿易圏とするには危険すぎる国です。ましてそこと通貨を統合するな
どと考えると・・・
「グレシャムの法則」
耳慣れた表現をすると「悪貨は良貨を駆逐する」。
金本位制の経済社会の中で、金の含有量の低い硬貨のほうが良質の硬貨に比べて流
通しやすいということです。
「中国製の製品」と「日本製の製品」。誰が想像してもわかるように、明らかに良
質なのは日本製です。もし同じ基軸通貨のもとで両方が売買されるようになると、
はたして駆逐されるのはどちらでしょうか。その結果はどうなるでしょう。
次回は、もう一つの経済構想「自由と繁栄の弧」についてお話してみたいと思いま
す
帰りしにクリックを・・・
あなたの1票が、のんきのブログを沢山の方に知っていただく力になります^^
今日はのんきのブログとしては珍しく、「経済問題」を取り上げてみたいと思いま
す。
苦手な分野なんですが・・・
というよりも、ちょっと思い込みがありましたね。
じつは、のんきは中国は「固定相場制」を取っているものとばかり思っていまし
た。
ですが、調べてみると2005年7月より、「管理フロート制」という一種の変動相場制
に変更されていたようです。
現在、日本を初めとする自由経済主義をとっている国々は、「変動相場制」を採用
していますよね。
ところが、中国ではずっと中国銀行が介入して1元=8.2765元前後で相場が維持さ
れるよう、にコントロールしていたようです。って、これも「事実上」の固定相場
というだけで、変動相場制ですね
まあ、事実上は固定相場なんですが。
ところが、まあテレビのニュースなどで良く見たように、そのせいで中国製品の値
段が無茶苦茶安い値段のままで放置され、貿易の不平等が生まれていたんですよ
ね。
んで、アメリカが、為替操作国認定の警告や中国繊維7品目の緊急輸入制限、対中経
済制裁法案の提出などの方法を使って圧力を掛け続けて、ついに思い腰を上げたら
しいです。
現在は前日比でプラスマイナス0.03%の間で維持されるようにコントロールされて
いるんだとか。レートも2%ほど切り上げたようです。
何でのんきがこんなことを考えたのかというと、鳩山由紀夫さんが、「東アジア共
同体」を最近やけに前面に押し出したことが原因です。
これは、「日・中・韓」にASEANを加えたアジア諸国でEUのような地域共同体を築こ
う、という考え方です。
この中で「ユーロ」のような共通の通貨を作り、お互いの自由貿易を達成しよう、
という・・・。
理想としてはすばらしいように見えます。一見・・・。
ですが、ヨーロッパ諸国は、元々「西ヨーロッパ」と呼ばれていた資本主義経済社
会で経済的なシステムもに通った国々の間から始まったこそ出来た考え方だと思う
のです。昔は「ギリシャ」や「ローマ」などという一つの国であったわけですか
ら。
西ドイツと東ドイツが統合されたように、例えば韓国と北朝鮮が統合される、とい
うのはありでしょう。ですが、この「東アジア共同体」の構想の中には「中国」と
いう超大国が含まれていることを忘れてはなりません。
貿易の仕方も、国民の考え方も、教育の行い方も、「常識」に対する考え方も、ど
れも全て自由貿易圏とするには危険すぎる国です。ましてそこと通貨を統合するな
どと考えると・・・
「グレシャムの法則」
耳慣れた表現をすると「悪貨は良貨を駆逐する」。
金本位制の経済社会の中で、金の含有量の低い硬貨のほうが良質の硬貨に比べて流
通しやすいということです。
「中国製の製品」と「日本製の製品」。誰が想像してもわかるように、明らかに良
質なのは日本製です。もし同じ基軸通貨のもとで両方が売買されるようになると、
はたして駆逐されるのはどちらでしょうか。その結果はどうなるでしょう。
次回は、もう一つの経済構想「自由と繁栄の弧」についてお話してみたいと思いま
す
帰りしにクリックを・・・
あなたの1票が、のんきのブログを沢山の方に知っていただく力になります^^
のんきさんの説明で 今の状況がすこしつかめたような気がします
また 教えて頂けるとうれしいです
よろしくお願いします
があります^^
こんな記事を作りながらなんですが、実は
のんきも経済のことはよくわかっていませ
ん
なので、ときにこういう記事を作ってい
くことで、おいおい勉強していくのか
な、なんて思ってます。
経済の記事も「のんき的視点」で皆さん
にお届けできるよう頑張ります