忙しいほうがいい。でも本当は・・・

時間が止まってしまうと、いろんなことを
考えてしまいます。
だから忙しいほうがいい。

でも、本当は・・・

答弁ではなく討論を・・・

2009-05-28 21:15:25 | のんき的時事問題
そろそろ時事ネタにも飽きてきたかもしれませんね

だけど、政治って、裏側に関心が及び始めると、こんなに面白いものだったのか、と
今更ながらビックリしてます

今日のネタは「党首討論」。朝のマスコミの報道を見ていると、盛んに言われてい
たのが、「野次が酷く、討論が聞こえにくかった」。そして、「初めての党首討論
ということもあり、どちらも様子見という傾向が強かった」。「国民の関心がある
のはそんな問題ではない。もっと突っ込んだ話し合いをしてほしかった」。

フジテレビ系列の「とくだね」では、今回の党首討論に対する街頭インタビューの
結果として、麻生さんに軍配を上げたのが34%、鳩山さんに軍配を上げたのが41%
という結果でした。

だけど、のんきの軍配は、「麻生さんの圧勝」です。

主張の内容自体は、鳩山さんが主張していることって、のんきが時折ブログで主張
してきたような内容が多分に含まれていました。教育とか、地方分権とか…。だけ
ど、…古い。いつの時代の話をなさっているんですか、という感じです。

印象として、鳩山さんの主張は非常に曖昧で、何をしたいのかが伝わってこなかっ
た、ということ。彼は「ビジョン・理念」を主張し、じゃあ、具体的に何をしたい
の? という疑問がのんきの中にはふつふつと沸き起こってきました。「友愛社
会」とか、「絆」だとか、そんなことは今更いわなくたってわかってるんです。
国民はそんなにバカじゃありません。

で、それに対する麻生さんの回答が、「もっともだと思うし、異論はありません。
ですが、今、本当に大切なのはビジョンや理念といった抽象的なものではな
く、(社会不安や経済不安に代表される)現実的な問題です」

で、具体性がない、という指摘に対しての鳩山さんの回答が、と、ある小学校で
取り組まれた学校運営に関する事例の紹介。実は、この学校のやり方って、のんき
としても賛同できる部分は大きいんです。だけど、だから何?って感じです。

大切なのは、どうすればそれをいかに多くの人が同じように、簡単に出来るように
なるのか、ってこと。

それに対して、麻生さんは「それを政策として具体化していくことが大切なんじゃ
ないですか」。あ、それを考えるのが麻生さんなんじゃない、って突っ込みはなし
ですよ。この党首討論でその話を出してきたのは鳩山さんの側なんですから。

で、鳩山さんの「官僚目線」という指摘に対しては、「公務員が公のために尽く
す、誇りを持って尽くすような、やる気にさせるような方法をとるべきではない
ですか」。そして、総理大臣という役職を、「(公務員という会社の)社長」とま
で表現されていました。

すげぇ~。この考え方って、現在の会社組織で、「上の立場に立つもの」がしなけ
ればならない、と近年盛んに叫ばれている考え方ですよね。

で、それに対する鳩山さんの『答弁』が「きわめて、上から目線の麻生総理のお考
え方」との表現…。そ~かなぁ~。

ただ、この後の鳩山さんの考え方は、のんきよりでしたね。
つまり、

「これまで政府主導で行ってきた社会に対する取組を、政府や地方行政が行うので
はなく、地域で活躍しているNPOやボランティアグループに任せてみてはいかがです
か。彼等の方が政府より優れたノウハウを持っています。その方が政府や地方行政
の財政的な負担も少なくすむと思いますよ」。

そうなんですよね~。確かに鳩山さんはそう言っているんです。だけど、
なぜかそう聞こえない…。どうしてなんでしょう。

それは、鳩山さんの答べ…もとい、討論のやりかたがへたくそだからなんですよ
ね。きっとのんきが表現したように麻生さんに提案を行えば、もっと建設的な討論
が行われたはずなんです。しかも、その後に続く言葉が良くなかった。

「それがわかっていない方たちがそこに座っているかと思うと、政権を交代しなけ
ればならないと思うんですよ」

どこをどうすればそこに基づくんだか…。所詮、全体像の中のごく一部の提案で
しょう? 討論するのならば、相手の考え方を鳩山さんが一方的に決め付けたかの
ような表現をするのではなく、きちんと「私のこの考え方に対してあなたはどのよ
うに考えられますか」と、言うべきだったんです。なのにそのことを行わず、さも
誇らしげに自分たちが西松建設問題以降に行った取り決めを発表したりするから、
そのことで麻生さんに突っ込まれるんですよね…。

まあ、これ以上書くと長くなりますので、後半はまた明日

ぜひ、マスコミ報道を一方的に受診するのではなく、きちんと党首討論の内容に目
を通してみてくださいね。党首討論の様子はこちらです。


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