忙しいほうがいい。でも本当は・・・

時間が止まってしまうと、いろんなことを
考えてしまいます。
だから忙しいほうがいい。

でも、本当は・・・

1週間

2008-09-14 23:14:20 | 陰陽五行説~そのルーツを探る
さて。お待たせしました。

忙しくて、中々続きが書けませんでしたが、シリーズ最終章。

「1週間」

太陽系の続きです。

発端はヨーロッパのメソポタミア文明にあるわけですが、では、何故
これらが日曜・月曜・火曜・水曜・木曜・金曜・土曜となっているの
か。
英語では、それぞれ、Sunday、Monday、Tuesday、Wednesday、Thursday、
Friday、Saturdayです。

Sunday、Mondayは解りやすいですね。それぞれ、Sun(太陽)Day,Moon(月)
Dayが由来です。だから七曜のそれぞれ日曜、月曜をそれぞれあてはめて
います。

問題はそれ以外。Tuesdayは火曜。では、それが意味すると思われる火星は
というと、Mars(マーズ)。どこも被っていません。ギリシャ神話のアレス
を考えてみても、やっぱり関連性が内容に見えます。
Tuesの正体は、ドイツや北欧の神話の軍神「テュール」。やはりマルスや
アレスと同じ戦いの神なのです。テュールがこれらの神と同一視された
ことが、Tuesdayの由来です。

WednesdayのWednesの由来は、北欧神話の主神、「オーディーン」。死や
魔術を司るとされたため、メリクリウス(マーキュリー)やヘルメスと
同一視されました。

ThursdayのThursの由来は北欧神話の雷神トール。雷神繋がりでゼウスや
ユーピテル(英語読:ジュピター)と同一視されました。

FridayのFriは北欧神話の美の女神、フロイア。ヴィーナスやキューピット
と同じですね。

Saturdayの由来は・・・実は、そのまんま、サトゥルヌス(英語読:サターン)
です。で、それぞれ太陽系の惑星と同じ名前が与えられたわけ。

だけど、最後に少しだけ疑問が残りますよね。そもそも、七曜って、なんで
都合よくメソポタミアの1週間と同じ数なんだろう・・・って。

実は、七曜というのは、空海が唐時代の中国から持帰った、「宿曜経」という
経典の中に書かれてある考え方。「宿曜経」はインド占星術をまとめた学習
本です。で、インド占星術はギリシャ占星術をインド語に直したものです。

多分、そのギリシャ占星術の中に、1週間の呼び名が書かれてあったんでしょ
うね。

つまり。大本は一緒。全く同じものから作られたということです。

これでこのネタは終了。時々のんきの中に神様が降りてきます。
次回また降りてきたときに、新しいネタをご紹介するとしましょうか。


それでは。
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
勉強に (コスメ)
2008-09-15 14:53:02
すごく勉強になります。

興味深いことばかりよく知ってますね。

天才ですね

返信する
英語か・・・ (まーちん)
2008-09-15 19:58:00
まったく分かりませんが
海外出張行きました(汗)
のんきをクリックしたら自分の所に出た・・・
何貼り付けたん?
返信する
あんのーん (のんき)
2008-09-16 00:29:31
コスメさん

忘れた頃にやって来るやつです。
ネタは限られているので、そうそう出せません。
師匠は、実はのんきの日記に時々登場する少年。彼の疑問に答えようと調べたことがほとんどです。

まーちんさん。

目的は日本語の由来だったりします。
海外出張・・・いいですね。仕事じゃなかったら
もっと良いんでしょうけど。

>のんきをクリックしたら・・・
解りません
特殊な魔法を使った記憶はないのですが・・・

おふたりとも、ありがとうございます。

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