飲んでもブログ

飲んでいる時に付けたタイトルで間違いではありません。
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四人組の中で一番の悪は?

2011年06月10日 | Weblog
 6月2日以降、自民・公明・たちあがれ日本が提出した内閣不信任案が否決されてから思惑絡みの政争が続いている。
 先ず、第一ラウンドは内閣不信任案が否決される前の菅・鳩会談での退陣担保を巡るバトルで、不信任案否決後には菅政権の執行部四人組(菅首相、岡田幹事長、枝野官房長官、仙石官房副長官)は口をそろえて早期退陣を否定し、それに対して鳩山前首相は「ペテン師まがいのことを首相がやってはいけない」と批判した。
 その後のマスコミの報道を見る限り鳩山前首相の言い分が勝っており、党内対立やハシゴを外された自民党の逆襲にもあい、結果的に執行部四人組は退陣時期は明らかにしないまでも辞任を認めざるえなくなった。
 続いて、第二ラウンドはポスト菅首相を巡るバトルで、民主、自民両党を中心とした大連立騒動が始まった。大連立は菅政権の執行部が口にし、更に、自民党の幹部からも発言が相次ぎ、これにマスコミが便乗して騒ぎが大きくなっている(10日午前の参院予算委員会では、菅首相は8月中旬以降の続投に未だ意欲を見せている)。
 このバトルを見ている限り、執行部四人組は勝ち組になるなら主義・主張はもちろん嘘や誤魔化やペテンも厭わないし何でもありのチームで、最終的に死に体の菅首相を除くと、責任問題の大小、大連立仕掛人、後継への影響力などどちらに転んでも損をしない仙石由人が一番の悪か?
 そして、今度はその仙石由人がいつ菅首相に引導を渡すのか見ものである。
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