宇宙戦争

スティーヴン・スピルバーグ監督、トム・クルーズ主演というので期待していたのですが全くの期待はずれ！

　宇宙戦争というよりは、異星人の攻撃に対して家族愛をベースにしたパニック映画といった感じ、最後は異星人の殺人マシーンをトム・クルーズがやっつけるというお決まりストーリーなのだが、展開が全てが中途半端。

　異星人については、最初は、異星人が殺人ビームを発射して人をやたら殺しまくるのだが、最後の方は人間の血液を吸うために鳥かごみたいな所に人を捕獲していたり（だったら最初から殺すなよな！）、又、トム・クルーズ達３人を必要以上に探し出したりすのもスケール感や論理性が首尾一貫していない。
　又、異星人と殺人マシーンが全然似ていないのも妙だし、最初は殺人マシーンはバリアで守られていて攻撃が出来ないのに最後は簡単にバリアが破られてしまうのも支離滅裂。

一方、家族愛の方も、先妻の息子（ロビー）と娘（レイチェル）の父親がトム・クルーズ（レイ）という設定なのだが、殺人マシーンから逃げる時（電磁波破壊の影響でほかの車が動けないのにトム・クルーズ達の車だけが動けるのも変）の子供に対する父親の態度や、ロビーが殺人マシーンに立向かっていこうする時の父親の行動など本当に子供を愛しているのかなど観ていてイライラしてしまう。

　さらに、ロビーが離れて行く時の父親の行動やレイとレイチェルを助けた変なオジサンを殺してしまう（？）など家族愛に対するいい訳めいた演出をみると、スピルバーグ監督の私生活さえも疑いたくなります。

　ＣＧの凄さとダコタ・ファニング（レイチェル役）の好演で☆
　（☆☆☆が最高）
　

バットマン ビギンズ

　前半はバットマンが生誕するまで秘話を、後半はゴッサム・シティで悪と戦うバットマンの活躍を描いた映画。
　ストーリー的にはアメリカ版の時代劇と言った感じで、少年時代に父親が殺されるところや恋人（ケイティ・ホームズ）との関係、そして荒唐無稽なアクション等スパイダーマンのバットマン版と言ったところか？
　一方、バットマン役のブルース・ウェイン（クリスチャン・ベール)を取り巻く錚々たる役者連が超豪華。
　善玉として、ウェイン家の執事アルフレッド役をマイケル・ケインが、その友人のフォックス役をモーガン・フリーマン、刑事役をリーアム・ニーソンが演じている。
　そして悪玉としては、謎めいた何だかよく解らない「影の軍団」を率いるラーズ役を渡辺謙、ゴードン役をゲイリー・オールドマンが熱演している。
　以前に見た、バットマンやＭｒ．フリーズよりは楽しめますが、渡辺謙の出番が少ない点とバットマンと恋人との関係や結末がワンパターンな点で☆☆（☆☆☆が最高）。

５０回目のファースト・キス

たまには涙をさそうムービーも良いですよ！
交通事故にあって以来、その事故以降の記憶が一晩眠ると忘れてしまう記憶障害を患っているヒロイン（ルーシー）とそんな彼女に恋をするヒーロー（ヘンリー）のラブストーリー・コメディーです。
一日しか記憶を維持できないルーシーに毎日アプローチしてはフラれてしまう日々を繰り返すヘンリー。
そして、ルーシーの障害を治す試みを始めるが、ルーシーの中に変化が訪れてくるのか・・・

涙あり笑ありのムービーです。
最後は嘘っぽくないハッピーエンドが良い（評価：☆☆★）

西部劇の魅力

西部劇を無性に見たくなる時がありませんか？
周期的にそのような時期がある見たいでまたＤＶＤを
集め出しました。
今まで見た西部劇を評価して見ました。
　(1)アニーを銃をとれ：☆
　(2)夕陽のガンマン：☆☆☆
　(3)明日に向かって撃て！：☆☆
　(4)真昼の決闘：☆☆☆
　(5)許されざる者：☆☆☆
　(6)荒野の決闘：☆☆
　(7)ならず者：☆☆☆
　(8)荒野の七人：☆☆
　(9)荒野のガンマン：☆
　(10)片目のジャック：☆
　(11)夕陽の用心棒：☆☆
　(12)ウインチェスター銃’７３：☆☆
　(13)ヤングガン：☆☆
以上（☆☆☆：最高）ですが、
未だ、シェーン、平原児、砂塵、ガンヒルの決斗
が残っていますので楽しみです。