飲んでもブログ

飲んでいる時に付けたタイトルで間違いではありません。
趣味は山登りやハイキングとDVD映画の収集です。

山行:長野県の飯盛山に登ってきました

2012年09月25日 | Weblog
 昔の仕事仲間5人で長野県の飯盛山(めしもりやま)に登ってきました。
全体の歩程(4:30)は以下の通りです。
 清里駅(1,270m)-0:40-平沢-1:20-飯盛山(1,643m)-0:20-平沢山(1,653m)-0:50-平沢峠・しし岩(1,450m)-1:20-野辺山駅(1,345m)

<清里駅>



 JR小海線の清里駅で降りて眼下に広がる街並みを撮ってみました。

<清里駅にSLが>



 この所、「生田緑地をぶらり」や「大井川鉄道ぶらり旅"」で何かとSLを見る機会が多いです。

<清里は別荘地>

 街中は人通りが少なく道路はご覧のように整備されていまた。


 所どころにコスモスが咲いていました。


 売地やログハウスの売り物件も出ていましたが、廃墟になったホテルやレストランも数軒ありました。

<飯盛山登山口を目指して>

 清里の街中を抜け、「飯盛山登山口」を目指して舗装された道路を進みます。




 途中、山地酪農場「柏前(かしわざき)の牧」の脇も通りましたが、何を放牧しているのか分かりませんでした。

<飯盛山登山口に到着>



 「飯盛山登山口」の看板が出ている道を暫く進むと、道標「2.5km 飯盛山」が出ていてここから山道を登ることになります。この辺が平沢集落ですかね?

<飯盛山の登山道広場>



 鬱蒼とした山道を50分位登るとご覧のような視界が開けた広場に出ます。飯盛山ハイキングMAPで現在地を確認したところ、中央上部の大きな赤い印が「飯盛山」で、そのやや右下にある小さな赤い印が現在地でした(MAPだともう少しですが…)。
 12時も過ぎ、山頂まで未だ1km位登らなければならないのでここで昼食をとることにしました。
 

 昼食の後は、正面に設置してあるフェンスを回って飯盛山の登山道に入ります。このフェンスは動物の進入防止柵なのですかね?

<登山道を進みます>



 ご覧のような木枠で囲まれた登山道を登りますが、木枠を超えながら登るので少ししんどいです。


 登山道の途中で飯盛山は見えますが山頂までは程遠い感じがします。尚、飯盛山(めしもりやま)はお茶碗にご飯を盛ったような形をしている山なのでそう言うらしいですよ!

<飯盛山の麓>

 ようやく<しし岩 飯盛山>の道標が出ている麓に到着しました。

<山頂への上り道>



 山の中腹までは木枠の道ですが、山頂近くは小石と岩の道になっています。右側の上の方に写っているのが山頂です。

<飯盛山の山頂>

 飯盛山の標高は1,643mですが、平沢集落にあった「飯盛山登山口」の看板には確か標高1,653mと書いてあったような?

<山頂から撮りました>



 山頂から八ヶ岳連峰や南アルプス連峰の山脈を撮ってみましたが、あいにく雲が掛かっていて上手く撮れていません。
 晴れていれば富士山などが見渡せる360°の眺望が楽しめたのですが残念です!


 これから次に登る平沢山を撮ってみました。中央に写っている草の生えていない所が<しし岩 飯盛山>の道標があった場所です。下山してから今度は<しし岩>の方に進みます。

<飯盛山に生えていた花>



 誰か”トリカブト”が生えていると言ったので撮ってみましたが(濃い紫の花はウツボグサ?)…

<平沢山> 

 これから登る平沢山ですが、山頂に人がいるのが分かります。

<平沢山登山道>

 平沢山の登山道は、飯盛山と違ってご覧のような岩のある獣道を登ることになります。平沢山に登らない巻き道(迂回路)もあったのですが私だけ挑んでみることにしました(エライ!)。
 かなりの急勾配の登山道で一気に登るのは無理でした。


 山頂近くで振り返って登ってきた登山道を撮ってみました。左端に写っている山が飯盛山です。

<平沢山の山頂>

 山頂はご覧のように何もない小石だけの広場ですが3等三角点が埋めてありました。




 平沢山の標高(1,653m)は、飯盛山より高いのに標識が余りにもみすぼらしいので少し見栄えを良くしました。


 山頂から撮った飯盛山、山頂への登山道が写っています。

<平沢山を下山>



 下山の前半はご覧のような熊笹の生い茂った比較的なだらな道ですが、後半は岩が多い道を下ることになります。

<しし岩を発見>

 下山の途中でようやく「しし岩」を見つけましたが、平沢山からかなり下った所でした。


 しし岩をアップ!

<平沢峠>







 野辺山高原の平沢峠に到着しました。
 平沢峠の標高は1,450mで日本海と太平洋の分水嶺にもなっています。晴れていれば南アルプス連峰や八ヶ岳連峰の絶景が拝めるのですが残念ながら曇っていて拝めませんでした。
 尚、平沢峠には車が50台位収容できる大きな駐車場がありますが公衆トイレがあるだけで売店等は見当たりませんでした。
 駐車場の脇にリュックを置いて近くにある「しし岩」に登ってみました。

<しし岩>







 しし岩の案内板はありませんでしたが岩石が露出した露岩ですかね? 注意深く登らないと危ないですよ! 

<クマ出没注意!>

 しし岩の上で小休止をした後は、JR小海線の野辺山駅に向かって、「国立天文台野辺山」近くの一般道に出るまで登山道をひたすら下ることになります。
 登山道の出口に「クマ出没注意!」のフェンスがありましたが、熊が出るとは誰も気が付きませんでした。
 
<野辺山駅>

 しし岩から約80分(予定通り)で野辺山駅に着きました。野辺山駅は標高1,345mのJRの最高駅みたいですよ!
 ここから小海線で小淵沢駅に出て中央線に乗り換えて甲府駅まで行き、途中下車して特急を待つ間、昨年11月に行った「昇仙峡」の帰りに立ち寄った駅前の居酒屋に入って皆で一杯遣りました。

 今回の山行は、曇っていて富士山や南アルプス連峰や八ケ岳連峰は拝めませでしたが、比較的楽な山行だったので結構楽しめました。
 ところで、飯盛山の名前ですが山はだいたいお茶碗にご飯を盛ったような形をしていますよね!
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大井川鉄道ぶらり旅(SL・トロッコ電車:上り編)

2012年09月21日 | Weblog
 「大井川鉄道ぶらり旅(接岨峡温泉編)」から続く。

 今日(16日)は、先ず、昨日行けなかった「こだま石神社(女の神)」に行ってから「資料館やまびこ」を見学する予定でしたが、出がけに立ち寄った「資料館やまびこ」が今日も閉館していました。楽しみにしていたのに大変残念です。
 取り敢えず「こだま石神社」に行って来てから接阻峡温泉駅戻り、千頭行きのトロッコ電車(10:04、又は、11:11発)に乗る予定です。
 又、帰り(上り)の電車は、乗り継ぎ時間の関係で、千頭駅(井川線から千頭線)、金谷駅(千頭線から東海道本線)、静岡駅(東海道本線から新幹線)で食事や散策等をして時間を調整します。
 さあ、「こだま石神社(女の神)」に向けて出発です。

<接阻峡大橋>

 昨日、最後に渡った接阻峡大橋を逆に進んでから「梅津神楽の里」のポスターが出ている脇道を直進します。接阻峡大橋の背後に接阻峡温泉駅始発のトロッコ電車が写っています。

<こだま石神社の道標>

 「こだま石神社(女の神)」の”こだま”の漢字は読めませんが御利益はありそうですね?

<こだま石神社>

 由緒書には、応仁の乱(1467~1477年)の頃、都落ちした武士がこの地に住み付き氏神としこの神社を創建したと書いてありましたが、「女の神」の由来については書いてありませんでした。

<接阻峡温泉駅>

 接阻峡温泉駅に再び戻って来ましたが、始発(10:04)のトロッコ電車には十分間に合いました。乗車券を買おうとしたら民宿(森林露店風呂)の女将(右に写っています)がいて出札してくれました。

<奥大井湖上駅>



 今日は湖上に漂っているボートがハッキリ撮れました。水上スキーを遣っているのですかね?

<トロッコ電車は長嶋ダム駅へ>








<トロッコ電車はアプトいちしろ駅へ>





 昨日撮らなかったラックレールを撮りました。

<千頭駅>

 吊り橋(両国吊り橋)が見えたのでトロッコ電車はもう少しで千頭駅に着きます。

<転車台> 

 千頭駅に着きましたが、昼食までに時間があったので構内にある施設(転車台、投炭練習機)を見学することにしました。
 ここにある英国製の転車台は、2001年に国指定登録有形文化財、2009年には日本機械学会指定の機械遺産に指定されています。

<SLが転車台が>

 転車台を見学している人は僅かで、国の有形文化財に指定されている転車台が実際に使われているとは思わないので立ち去ろうとしたところ転車台にSLが入ってきました。






 SLが転車台の定位置に止まると作業員ら4~5人が配置に着いて転車台を回し始めました。












 転車台を回し過ぎたみたいで戻しも見ることが出来ました。SLが転車台に入ってきて出て行くまで一連の流れを見るとが出来て大変満足しています。
 八橋小道を歩いて「若宮神社(男の神)」と「こだま石神社(女の神)」を参拝すると願い事が叶うとあったのが、早速、効果が出たのですかね?
 
<投炭練習機>

 駅構内にはSLに投入する石炭の練習機が置いてありました。面白いものを見るころが出来ました。

<9600形SL>

 駅構内には現在は使われていないSL(49616号機)も置いてありました。

<金谷駅>

 千頭駅の構内で上手く時間が潰せたので千頭駅で一旦降りて昼食を取ることにしました。何処の食事処に行ってもお昼時で混んでいましたが、最後に見つけた食事処が酒の肴も雰囲気も良かったので一杯遣ってしまいました。
 この食事処で腰を落ち着ける訳にもいかないのでSL急行券をキャンセルして冷房が効いている普通電車で金屋駅まで眠って行きました。
 金谷駅で東海道本線に乗り換えるまで少し時間があったので金谷駅周辺を散策しました。

<道標を確認>

 道標は金谷駅を出て坂道を下ってガードを潜ったところにありました。最低でも東海道の石畳の道は確認したいですね!

<旧東海道石畳>







 石畳の入口近くにある石畳茶屋です。時間も余りなかったので入るのは諦めましたが、雰囲気はなかなか良さそうですよ!

<長光寺>




<梵鐘と芭蕉句碑>

 長光寺の境内には梵鐘とその脇に松尾芭蕉句碑がありました。


 『道のべの 木槿は馬に 食はれけり』
 松尾芭蕉が貞享元年(1684年)8月から翌年の4月にかけて東海道を江戸から西へと旅した折に、大井川のあたりで詠んだと言われる句らしいです。
 金谷駅周辺で30分位散策した後、東海道本線で静岡駅まで行き新幹線に乗り換えるまで少し時間があったので軽く一杯遣って帰りました。

 今回の大井川鉄道ぶらり旅は、SLに乗れた事と運よく実際の転車台が動くことが見物できた事、そして奥大井湖上駅から接阻峡温泉駅までのハイキングで初めてのコースなのに道を迷わなかった事や電車の乗り継ぎが上手くいった事などで大変満足しています。
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大井川鉄道ぶらり旅(接岨峡温泉編)

2012年09月19日 | Weblog
 「大井川鉄道ぶらり旅(SL・トロッコ電車:下り編)」から続く。


 奥大井湖上駅から接岨峡(せっそきょう)温泉駅までのハイキングになりますが、初めてのハイキングコースなので16時位までには民宿(森林露天風呂)に着ければ良いと思っています。
 又、ハイキングコースは2時間を目安に次のように考えました。
奥大井湖上駅⇒レインボーブリッジ⇒岩瀧不動堂⇒不動の滝⇒若宮神社⇒接岨大吊橋⇒八橋小道⇒河内地蔵⇒接岨峡大橋⇒資料館やまびこ⇒接岨峡温泉駅
 さあ、出発です。

<レインボーブリッジ>

 レインボーブリッジの井川寄りの部分(約100m)はご覧のように人が歩いて渡れます。
幅は1m足らずですが落下する危険もないしトロッコ電車が来ても安全なので高所恐怖症の人でない限り大丈夫ですよ!


 レインボーブリッジから撮った接岨湖です。湖上にボートらしき物が写っています。


 レインボーブリッジを渡り切るとトンネルの上に架かっているかなり急な階段を登ります(結構、きつそうですね!)。


 階段を登り切って、更にご覧のような山道を登ると県道388号線に出ます。


 山道の途中から撮った奥大井湖上駅に進入してくるトロッコ電車。

<県道388号線から撮ったレインボーブリッジ>



 中央に写っているのが奥大井湖上駅です。レインボーブリッジのスケールの大きさはやはり離れて撮らないとダメですね!


 奥大井湖上駅をアップしてみました。ホームの背後に「レイクコテージ奥大井」も写っています。





<岩瀧不動堂と不動の滝>



 レインボーブリッジの素晴らしい景観を眺めた後は、接岨峡温泉を目指して県道388号線を下ります。県道沿いに暫く歩くと「岩瀧不動堂」と「不動の滝」がありました。


 由緒書には、『文久の昔(1861年頃)、不動明王の祟りと言われる疫病が流行り、川上にある不動明王の宿る石を祈祷してもらったところ疫病が鎮まったので、この石を滝(不動の滝)の傍らに運んでお堂(岩瀧不動堂)に納めて供養した』と書いてありました。


 若宮神社に向かう県道388号線から撮った井川線。

<若宮神社>

 案内板もなく殺風景な神社でしたが、取り敢えずお詣りはしました。後で聞いたところ500年位の歴史はあるみたいですよ!

<接岨大吊橋>

 若宮神社から撮った接岨大吊橋です。橋の手前は「親水公園」になっていますが若宮神社からは県道388号線のガードレールを超えないと公園には入れません。


 正式名称は「南アルプス接岨大吊橋」みたいです。ご覧のように人が通るだけの橋としてはかなり立派な橋です。

<接岨大吊橋から撮りました>

 小さい吊り橋のようですね!




 赤い橋もあって湖面にその影が写っていますよ!


 接岨大吊橋を渡り切るとご覧のような道標が出ていました。取り敢えず長島ダム方面に行って接岨大吊橋から見えた小さい吊り橋を見てから八橋(やっぱし)小道に戻って来ます。「ラブロマンスロード」と出ているので行かない訳にいきませんよね?

<欅橋>

 先程、接岨大吊橋から見えた小さな吊り橋です。

<八橋小道から振り返って接岨大吊橋を撮りました>


<栃の木橋>


<桜橋>


<水樽橋>


<椿橋>

 接岨大吊橋から見えた赤い橋です。橋の曲線が良い趣を出していますよね!
 
<桑の木橋>


<宮沢橋>



 この吊り橋は橋の両端の高さに差がある珍しい橋です。又、八橋小道の中では一番大きくて見事な吊り橋です。

<犬返り橋>

 宮沢橋以外は木の名前が付いている橋ですが、この橋だけは違います。犬が来ても渡らないで返ってしまうので付けた名前ですかね? 

<対岸に見える「資料館やまびこ」>


<河内地蔵堂>

 由来書には、『村人達が旅の無事を祈って建てたお地蔵さんを川狩りの人夫の一人が大鳶でお地蔵さんを叩き割ってしまたところ、その人夫は川狩りの最中、足を滑らせて激流に飲み込まれてしまった』と書いてありました。

<八橋小道の案内版>

 河内地蔵堂がある湯彩香(ゆとろぎ)公園の脇に八橋小道の案内版がありました。手前が親水公園で右端の湖上に架かっている橋が接岨大吊橋です。左端に赤い印があるところが現在地です。
 案内板によると、この遊歩道は「若宮神社(男の神)」と「こだま石神社(女の神)」との間に吊り橋が「八つ」あるところから名前が付けられたようです。又、遊歩道を歩いて双方の神社を参拝すると願い事が叶うと記されていました(何で「ラブロマンスロード」と言うのかは書いてありませんでした)。
 「こだま石神社(女の神)」に参拝しないと中途半端になるのですが、道標もなく距離も分からないので今日は諦めて明日参拝することにしました。

<「梅津神楽の里」のポスター>

 静岡県無形民俗文化財指定の「梅津神楽の里」のポスターがありました。「こだま石神社」の名前も書いてあったので神社で踊るのでしょうね?

<森林露天風呂とトロッコ電車>

 今日泊まる森林露天風呂は接岨峡温泉駅から徒歩1分のところにあるらしいので当を付けて撮ってみました。トロッコ電車が停まっている山側の方にある茶色の建物が民宿みたいですね!

<接岨峡大橋>

 接岨峡大橋を渡って「資料館やまびこ」を探しながら接岨峡温泉駅を目指します。

<資料館やまびこ>

 県道388号線の右側に写っているのが「資料館やまびこ」です。時刻は15時30分を回っていましたが開館時間(9時~16時30分)内なのに何故かオープンしていませんでした(残念!)。

<踏切(長島)から撮った接岨峡温泉駅>

 踏切(長島)を渡って右に行くと接岨峡温泉駅があります。

<接岨峡温泉駅>

 駅員がいないので無人駅でしょうね? 看板が古ぼけていて趣がありますね!

<森林露天風呂(民宿)>

 接岨峡温泉駅の目の前に森林露天風呂はありました。女将の話によると以前は沢山あった民宿も今はここを含めて3軒(民宿なかむら、接岨)しかないと言っていました。
 夕食まで時間があったので荷物を置いて周りを散策してみましたが、見るべき所は余りありませんでした。
 仕方なく、接岨峡温泉駅に入ってくるトロッコ電車を撮りながら時間を潰しました。

<接岨峡温泉駅ですれ違うトロッコ電車>

 

 電気が点いている方の電車が上りの千頭行きです。16時36分発の最終電車ですかね?

<上りホームにトロッコ電車が> 



 5分位するとまた上りホームに電車が到着しました。暫く見ていると先頭の牽引車のカバーを開けて何か点検をしている様子です(珍しい光景なので写真に撮りました)。
 後で民宿の女将に聞いたら、明日の上り千頭行き始発(10:04)のトロッコ電車ですって!
 さすが女将何でも知っていると感服しました。

 夕食の後は何もすることがないのでゆっくり露天風呂に入ってから部屋で一杯遣って早めに床に就きました。
 明日は、今日行けなかった「こだま石神社(女の神)」と「資料館やまびこ」を見学してから10:04、又は、11:11発のトロッコ電車で千頭に戻ります。

 「大井川鉄道ぶらり旅(SL・トロッコ電車:上り編)」へ続く
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大井川鉄道ぶらり旅(SL・トロッコ電車:下り編)

2012年09月18日 | Weblog
 9月の連休(15~16日)に大井川鉄道をぶらり旅しました。
 15日(土)は、SL急行(新金谷駅→千頭駅)とトロッコ電車(千頭駅→奥大井湖上駅)に乗って奥大井湖上駅迄行き、そこから接岨峡(せっそきょう)温泉駅までハイキングをして、その日は接岨峡温泉の森林露天風呂(民宿)に泊まります。
 翌16日(日)は、前日に接岨峡温泉で回れなかった所を見てからトロッコ電車かバスで千頭駅に戻り、そこで途中下車して昼食を食べてからSL急行に乗ってJR金谷駅まで戻る予定です。
 当然、行きのSL急行(かわね路11号)と帰りのSL急行(かわね路14号)は予約(560円)します。尚、金谷駅から奥大井湖上駅までの運賃は2,500円です。

<新金谷駅のプラザロコ>

 9:57発のSL急行(かわね路11号)に乗るには大井川鉄道の乗車券・SL急行券の購入とSL乗継(SLの起終点は新金谷駅)の関係で遅くとも9時半迄には金谷駅に着いていなければなりません。
 その為には、新幹線(新横浜駅7:22発→静岡駅)、東海道本線(静岡駅→金谷駅)、大井川鉄道(金谷駅→新金谷駅)と乗り継いで行く必要があるので6時前には家を出ることになりました(少し眠いです)。
 新金谷駅でSL急行に乗り換える間、30分位時間があったので一旦下車(SL切符があればOKみたいですよ)して「プラザロコ」を見学しました。

<ミニSLが展示>



 SLの奥の方には油の染み込んだ客車や昔の出札窓口もありました。

<昔のポスター>

 昔懐かしい「伊豆の踊子」、「黒部の太陽」、「遥かなら山の呼び声」等の映画ポスターもありました。


 二枚組の映画ポスター「二発目は地獄行きだぜ」もあったのですね!


 「東海道のマイアミ・相良海水浴場」のキャッチコピーは笑えますね!

<転車台に載ったSL>





 広場には転車台に載ったSLがありましたが実際に使われているかは?です(乗り継ぎ時間もなかったので確かめることは出来ませんでした)。
 この転車台かどうかは別にして何処かに転車台(新金谷と千頭の両方の駅)がないとSLで客車を牽引できませんよね!

<ホームに停まっているSL急行>

 これから乗るSL急行「かわね路11号」です。記念写真を撮る人でごったがえしていましたがどうにか撮れた一枚です。「C11形190号機」のSLは昭和15年に製造されたものらしいですよ!

<客車>

 お座敷列車も付いていました。プラス300円(?)払えば良いと言っていましたが、朝から飲む訳にもいかないので止めにしました。


 SL急行は旧国鉄の客車を牽引していて”昭和レトロ”調を感じさせます。当然、冷房は効いてなく扇風機が回っていて窓は開けっ放しで走るので、たまに煙が入ってきます(懐かしい石炭を燃やした時の臭いもしますよ)。 さあ出発進行!

<車窓からの風景>





 SLは煙を吐きながら大井川の西岸を走ります。ハーモニカ(?)を吹きながら車内放送をしている車掌さんは女性でしたよ(エライ)!

<SLの終着駅千頭>

 11:11(所要時間:74分)にSLの終着駅千頭に着きました。ここでも到着したSLの先頭に乗ったりして記念写真を撮っている人が大勢いました。


 滅多に撮れないSLの運転席も撮ってみました。


 千頭駅で一旦降りてトロッコ電車に乗るまで余り時間(25分)はありませんが、駅周辺で明日、見学できそうな場所や昼食が出来そうなお店を探します(食事処は新金谷駅より沢山ありましたよ)。

<トロッコ電車>

 トロッコ電車は11:36に出発しました。座席は自由席ですが最後尾の右側がベスト(大井川の西岸を走る、カーブで先頭車両が見える等)と聞いたことがあるのでそこに陣取りました。

<車窓からの風景>

 千頭駅を出発すると直ぐにご覧のような吊り橋(両国吊り橋)が見えました。


 大井川、寸又川、横川の合流地点(三叉峡)も通過します。


 川根小山駅で上りのトロッコ電車「せっそ」とすれ違います。


 長島ダムの手前ではご覧のような渓谷をトロッコ電車は走ります。車内放送で「これから絶景ポイントがありますのでカメラを用意して下さい」とアナウンスがあります(これなら準備万端で上手く撮れますよね!)。

<長島ダム>

 トロッコ電車から撮った長島ダムですがバッチリですね(当然)! 又、運良く放水されていたのも演出ですかね(トホホ)?
 尚、ダムの真下に架かっている橋は「しぶき橋」と言っていたような気がします(上手い事(放水の”しぶき”がかかる橋)を言うなーと感心していました)。


 トロッコ電車は間もなく長島ダム駅に到着します。中央右端に小さく写っているのが駅舎です。 
 アプトいちしろ駅から長島ダム駅の間には、日本一の急勾配(90/1000)があるので、アプトいちしろ駅から長島ダム駅までは電気機関車でトロッコ電車を押上げることになります(下りは逆に電気機関車で滑らないようにします)。
 尚、電気機関車を切り離す関係で長島ダム駅には暫く停まっています。

<接岨湖(せっそこ)>

 長島ダムによって造られた人造湖です。接岨湖には数隻のボートやヨットが浮かんでいました。

<トンネルに入るトロッコ電車>

 右側に写っているのが幌を被っているヨットです。

<奥大井湖上駅>

 レインボーブリッジの奥大井湖上駅に向かうトロッコ電車。湖上に浮かぶ駅ですがスケールが大き過ぎて離れて撮らないとダイナミックさは伝わりません(すいません)。


 奥大井湖上駅から撮ったホームとトロッコ電車の線路です。


 奥大井湖上駅から撮った旧井川線の橋の跡みたいですよ?


 奥大井湖上駅で乗客を降ろして接岨峡温泉駅に向かうトロッコ電車の後姿です。右に写っている団体さんはレインボーブリッジを渡って接岨峡温泉までハイキングする兵庫県西宮から来た人達です。
 レインボーブリッジと言うと東京お台場が有名ですが井川線のレインボーブリッジの方がお台場より早く完成したみたいですよ(エヘン)!

<レイクコテージ奥大井>



 奥大井湖上駅のホームの背後に「レイクコテージ奥大井」と言う展望台と休憩所を兼ねた山小屋があります。売店などはありませんが2階の展望台には双眼鏡も用意されていました。


 「レイクコテージ奥大井」から撮った奥大井湖上駅のホームです。正面に旧井川線の橋の跡が写っています。
 ここで遅い昼食を食べてからレインボーブリッジを渡って接岨峡温泉まではハイキングになります。

 「大井川鉄道ぶらり旅(接阻峡温泉編)」に続く
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生田緑地をぶらり

2012年09月09日 | Weblog
 小田急線の向ヶ丘遊園駅に来る用事があったのでついでに生田緑地を散策しました。向ヶ丘遊園については、大昔に子供を連れてプールに来たことやモノレール線があった頃はバラ苑(?)にも来たこともあったので大変懐かしいところです。
 今では「向ヶ丘遊園」の名前は小田急線の駅名にだけ残っていて向ヶ丘遊園周辺も含めて生田緑地になったみたいです。只、生田緑地に歩いて行く途中にあった店舗はビルには「××向ヶ丘遊園」の名前が結構付いていました。
 生田緑地の中には「藤子・F・不二雄ミュージアム」や「岡本太郎美術館」等の施設もありますが、時間もなかったので「日本民家園」と「かわさき宙(そら)と緑の科学館」を回ることにしました。尚、「かわさき宙と緑の科学館」では世界最新鋭のプラネタリウム「メガスター3」で星空を見る予定です。

<生田緑地の東口>

 小田急線の向ヶ丘遊園駅の南口から徒歩約15分で生田緑地の東口に着きます。東口ビジネスセンターがあるのでここで総合パンフレットを貰います。

<かわさき宙と緑の科学館>

 プラネタリウムは土・日・祝祭日の一般向けは12時、13時30分、15時の3回しか投影しないので13時30分を予約します。拝観料は大人400円(65歳以上200円)です。

<中央広場に客車が>



 「かわさき宙と緑の科学館」の目の前の中央広場に客車が置いてあったので車両と客席を撮りました。

<日本民家園案内図>

 日本民家園では20数軒の建物を見ることが出来ますが、プラネタリウムのことを考えると時間的に全部見るのは無理かも知れません。現在地は右下の正門(裏門は左下)がある所です。
 尚、入園料は一般500円(65歳以上300円)ですが、他の施設の半券があると2割引きになります。

<原家>

 明治時代後期の豪壮な建物です。番号が0番なので最近移設されたのかも知れませんね?




 虎(?)の彫り物とシャンディアが飾ってありましたが当時のものですかね? 


 雨戸の厚さも半端ではなく軒も立派です。

<三澤家>

 長野県伊那市伊那にあった19世紀中期の商家(薬屋と旅籠を兼ねていた)で屋根が石置きの板葺きです。


 屋号は「つちや」だった見たいですよ!






 部屋の感じが旅籠のようですね!

<道祖神・庚申塚・馬頭観音>

 道端に道祖神、庚申塚、馬頭観音がありました。旧所在地が同一(長野県南佐久郡佐久穂町)なので同時に移設したのですかね?

<水車小屋>



 木製の歯車で製粉・精米・蓑打が出来たみたいです。旧所在地が長野県長野市大字上ケ屋蟹沢で昭和45年に寄贈されたものみたいです。 

<佐々木家>

 千曲川沿いの名主の住宅の庭先で、奥の1間の板敷はお白洲になっていてお代官様が来ることもあったらしいですよ!


 家の中には囲炉裏があって火が入っていました。囲炉裏に火が入っている住宅(今日は4ヶ所と言っていました)は家に上がって見学出来ると言っていました。


 天井はご覧のようになっていました。


 ここは家族が休憩や食事を取る茶の間ですが、神棚や位牌も置いてありましたよ!


 ここは特に大切なお客様(お代官様など)をおもてなしをする奥座敷です。左の廊下奥に厠もありましたが畳敷きでしたよ!

<江向家>

 富山県と岐阜県との境に位置する越中五箇山の合掌造りの住宅です。

<山田家>

 ここも合掌造りの住宅ですが手前にあるのは合掌造りの厠(外便所)です。厠まで合掌造りとは面白いですね!
 



 ここにも囲炉裏がありましたが囲炉裏の上に何か釣ってある物がありました。聞いてみると雪で濡れた蓑やかんじき等をここに置いて乾かしたみたいですよ。やはり雪が多い所は生活にいろんな工夫をしていたみたいですね!

<山下家>

 1階がそば処「白川郷」で2階(屋根裏)が展示室になっています。


 2階の屋根裏を撮ってみました。


 先程見学した佐々木家を2階(屋根裏)から撮りました。上から見るとやはり名主の住宅だけのことはありますね!

<桝形山に向かう道路に一旦でます>



 そば処「白川郷」の外で小休止をしてから桝形山に向かう道路に出て裏門に近い方の日本民家園の再入園口を目指します。何故か「笠間のいな吉」が立っていてそこが日本民家園の入口でした。
 日本民家園に入ると直ぐに太田家がありイベント会場になっていて日本酒の試飲販売等を遣っていました。太田家は茨城県笠間市から移設されたと案内に出ていたので「笠間のいな吉」が立っていたのは呼び込みの為だったのかも知れませんね!日本酒の試飲だけでは悪いので稲里大吟醸の4合瓶を買ってしまいました。

<北村家>



 ここからは神奈川県の民家が並んでいました。手前の通常いる広間は竹簀子と板の間を使い分けていたようで竹簀子には必要に応じてムシロを引いていたみたいです。又、奥の部屋は畳敷きになっていました。

<清宮家>



 屋根は頂上を土の重さで押さえ、その土が落ちないように草花が植えてありました。昔は台所を「でいどこ」と言っていたみたいですよ(中央に名前が書いてありました)!

 ここからは、プラネタリウムの開演時間が近づいていたので「日本民家園」の後半は急いで周ることにしました。

<船頭小屋>

 こんな所に船頭小屋がありましたが近くに川はありませんでした。多分、多摩川の「菅の渡し場」に客待ちの船頭さんが使っていた小屋かも知れませんね?

<奥の池>

 看板には、「ホトケドジョウの保護池」と書いてありましたがホトケドジョウが住んでいるようには見えませんでしたが?

<メタセコイアの木>



 昔、映画「メタセコイアの木の下で」のDVDを見たことがあります。内容は難病の進行性筋ジストロフィーに罹った青年と青年を支える看護婦さんの物語だったと記憶していますが(評価も?)?
 メタセコイアの実物は初めて見るので取り敢えず撮っておきましたが大木ですね!

<中央公園>



 再び中央公園に戻ってきました。秋の七草の一つである萩も咲いていましたが良く考えると萩は草ではなく木ですよね!?

<中央公園にはD51もありました>



 D51のベストショットですよ!

<プラネタリウム>



 いろなところでプラネタリウムを見ましたが投影機がこんなに小さいのは初めてです。枡形山からの秋の星空も投影されたので後で枡形山に行って見ることにしました。
 投影時間は45分位ですが暗くなって椅子が後ろに倒れるので案の定眠ってしまいました(トホホ!)。

<「かわさき宙と緑の科学館」の3Fから撮った中央公園>

 プラネタリウムを見た後、「かわさき宙と緑の科学館」の3Fから中央公園を撮りました。右側に小さく客車が写っています。

<枡形山広場に向う階段>

 午前中に見た「笠間のいな吉」がいた道を暫く進むと枡形山広場に向う階段があります。

<枡形山山頂>

 階段を上り切ると枡形山広場があり、海抜84mの山頂もありました。
 
<枡形山広場にある展望台>

 展望台は龍宮城みたいですね!早速、展望台に上ってみることにしました。

<展望台から撮りました>



 多摩川に架かる多摩水道橋も写っていますよ!

<遠くに東京タワーや東京スカイツリーも見えましたよ>



 東京スカイツリーがぼんやり見えますよね!

<何を撮ったか分かりますか?>

 薄く虹が架かっていたので撮ってみましたが、分かるかな分かんないだろな?

<約360段の階段>

 枡形山広場からご覧のような階段を下ります。
 
<飯室山展望台>

 階段の途中にある小ぶりの展望台です。

<長者穴横穴墓群>

 階段を降り切る前にご覧のような横穴の墓が5~6基あるのが分かりましたが、横穴墓群ですから実際はもっとあるんでしょうね!
 ここから帰りは向ヶ丘遊園駅に行かないで登戸駅まで歩くことにしました。

<登戸の活魚料理屋>

 夕飯には少し早かったのですが昼食も食べていなかったのでこのお店に入って一杯やりました。焼酎は置いてなかったのでお勧めの樽酒を頼みました。樽酒はご覧のような角樽(2合)で出され魚も美味しかったのでついつい飲み過ぎてしまいました。
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万座温泉をぶらり

2012年09月03日 | Weblog
 8月31日(金)~9月1日(土)に万座温泉で研究会がありました。研究会の内容は他の人から報告があると思いますので、私は折角万座温泉に来たので研究会の合間(9月1日の6時~7時、13時~14時半)をぬってあたりを散策してみました。
 9月1日の早朝散歩(6時~7時)はホテル(日進館)の方が引率してくれたので、午後(13時~14時半)は早朝散歩で回れなかった所を一人で散策してみました。
 大雑把なコースは、ホテルの前の道から万座道路に出て反時計に周り、奥万座川に架かる白根橋を渡ってから熊四郎山遊歩道(午後は熊四郎洞窟を経て熊四郎山に登ります)に出て湯畑を眼下に見ながら万座薬師堂を経由してホテルに戻るコースです。

<早朝散歩に集まった人達>

 午前6時なのにホテル前には30~40人位の人が集まっていました。昨日、遅くまで飲んでいた人達もいたと思うのですがやはり年寄りは朝起きるのが早いですね?
 標高1,800mで気温は20度位ですかね?都心と比べるとやはり涼しいですよ!さあ出発です。

<ゴマナ?>

 万座道路に出るまでの林道に生えていました。引率者がこの花(メモを取っていないので名前はうろ覚えです)が咲き始めると秋になると言っていました。

<牛池>



 万座道路に出ると直ぐ右手に牛池があります。ご覧のように周りの景色が湖面に写っていて中々見事です。池の周りには遊歩道もありますが時間の関係で散策はしませんでした。

<万座プリンスホテル>

 正面の大きな建物が万座プリンスホテルです。万座プリンスホテルを右に見ながら万座道路を下ると万座ハイウエイ(起終点)にぶつかります。そこが大きな駐車場になっていて奥万座川の絶景が見渡せますよ(尚、この写真は奥万座川を渡ってから撮ったものです)!

<駐車場から撮った奥万座川>

 奥万座川から硫化水素ガスが立ち込めていて素晴らしい光景ですよ!


 硫化水素ガスをアップしてみました。

<駐車場前の道路標識>

 万座道路を<草津・志賀>方面に進みます。

<硫化水素ガス発生地帯>



 この辺まで来るといろんな所で硫化水素ガスが発生していて強烈な臭いがします。

<奥万座川に架かる白根橋から>

 右に見えるのが万座プリンスホテルです。中央の白く写っている崖をアップしてみました。


 崖の下の方が緑色に変色しています。硫化水素ガスで硫化銅(?)に変色したのですかね?

<雲の間から太陽が>

 6時半頃、ご覧のように雲の間から太陽が見えたので山脈をバックに撮ってみました。

<熊四郎山遊歩道>

 万座道路から熊四郎山遊歩道に入りますが、いろんな草花が咲いているので鑑賞しながら散策します。先ずはブルーベリーですが食べて構わないと言うので食べてみましたが酸っぱいだけでした。


 当然ですがスキーのゴンドラもありました。冬場は動いているのかと思ったら最近はスキーを遣る若い人が少なくなって冬場でも運休していると嘆いていました。
 

 霧がかかっていて見えにくいですが、ススキに穂がようやく付き始めました。


 これはコスモスですが、誰でも判りますね!


 クルマユリですかね?草の緑とコントラストが見事ですね!


 これはヒメシャジンですかね?釣鐘のような紫色の花が美しいです。
 

 リンドウは遊歩道の脇に沢山生えていました。


 ブルーベリーを再度アップで撮ってみました。

<硫化水素ガスで草木が生えていません>

 草花の写真を撮っていたら早朝散歩の最後尾になってしまいました。気が付いたら辺りはご覧のように硫化水素ガスで草木が生えていない所に来ていました。
 左に写っているのが東屋の案内板でその近くにいる人達が早朝散歩の一団です。

<東屋の案内板(万座園地案内図)>

 案内図の傍に『この上方の稜線が群馬県と長野県の県境で分水嶺にもなっている』の説明板もありました。

<湯畑を左に見ながら遊歩道を下ります>

 東屋の案内板を後に湯畑を左に見ながら草木の生えていない遊歩道を下ります。遊歩道の先の方に写っているのが早朝散歩の一団です。

<酸性河川>

 途中、水の澄んだ万座川を渡りますが酸性(PH2~3)が強く魚は住めないみたいです。遊歩道の先の方に写っている万座薬師堂を目指します。
 暫く進むと遊歩道は熊四郎山に向かう熊四郎歩道にぶつかります。早朝散歩では熊四郎山には登らないで万座薬師堂に向かいます。

<万座薬師堂>



 万座薬師堂の案内版もないので湯治に来た人がお参りする一般的な薬師堂ですかね? 万座温泉を発見した人(根拠は?)らしい長峰藤吉翁の碑もありました。

<湯畑を眺めながらホテルに戻ります>

 背後の左側に高く聳えているのが熊四郎山で、中央の草木の生えていない小山の稜線に沿って遊歩道があります。小山の頂上が東屋の案内板(万座園地案内図)がある所です。 


 湯畑に湯けむりが立っていますが人は殆どいません。早朝だから当然ですよね!


 白濁色した湯畑は美しいですね!

<ホテルに到着>

 ホテルの前にある記念写真用オブジェ。顔を入れると温泉に入っているような感じで写真が撮れますがあくまでも二人用ですよ!一人の場合はどうしたら良いのでしょうかね?
 これで早朝散歩は無地終了しました。散策案内人の方ご苦労さまでした。又、ありがとうございました。

 午後(13時~)は万座薬師堂まで戻って熊四郎歩道に出て熊四郎山に登ることにしました。途中には熊四郎洞窟があるだけで後は登るだけです。

<熊四郎山>

 これから登る熊四郎山(1,964m)を取り敢えず撮ってみましたがかなり急な登り道みたいです(少し不安)。万座薬師堂が手前に小さく写っています。

<熊四郎洞窟>



 案内板によると、「熊四郎」と言う名は、ある狩人がここで野宿していた時に熊と白の二匹の愛犬に危険なところを救われたと言う説と狩人熊四郎が万座温泉を発見した為にこの付近一帯を熊四郎山と言うようになったと言う説があると書いてありました。
 又、この地域の近くで石器時代の遺物が発見されているのでこの洞窟は先史時代の人々が利用していたと考えられるとも書いてありました。尚、熊四郎洞窟は嬬恋村指定史跡にもなっています。

<熊四郎山の登山道から>



 ご覧のような登山道を上ります。途中、階段(合計で500段以上?)も登るので結構しんどいですよ!

<熊四郎山の山頂>

 万座薬師堂から30分位で山頂に到着しました。辺りを見渡してみましたが山頂の目印らしきものは見当たりませんでしたが、ここが山頂ですよね! 

<下界をパノラマで>

 中央の白茶の小山が東屋です。




 3枚の写真を左から順番に並べて全体をイメージするとパノラマになります(パノラマ写真が上手く撮れなくてすいません)。ここから眺める下界は絶景ですよ!

<下山方向>

 山頂で小休止をしてから熊四郎山を回り込むように通っている熊四郎歩道で下山します。左手前に写っているゴツゴツした岩が熊四郎山です。中央に写っている道が東屋へ通じている熊四郎歩道ですかね?

<熊四郎山を後に>



 上に聳えているのが熊四郎山でその下は岩場になっています。

<麓近くの歩道>

 『熊出没注意』の標識が出ていました。もしかしたら「熊四郎」と言う名は、先史時代の人が「四郎」と言う名前の熊を飼っていたのかもね(珍説)?


 中々趣がある歩道ですね!

<熊四郎山の南側斜面>

 麓まで来て熊四郎山の南側を撮ってみましたが、こちら側からは登ることはできませんね! 

<東屋から撮った熊四郎山> 

 ようやく東屋に戻ってきました。ここからは早朝散歩と同じ道を通ってホテルに戻ります。

<ホテルに到着>

 ホテルに着いたのが14時半頃でした。この時間ですので屋根付き露天風呂から裸で外を眺めている人達が道路から見えました。男湯が分かっているので女湯も何処か分かりますが女湯が何処か私だけの秘密にしておきます(エヘン)。

 万座温泉を短時間(2時間半)で散策でき、素晴らしい景色を堪能することが出来て大変満足しています。
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