ノエルのブログ

シネマと海外文学、そしてお庭の話

薬草魔女のナチュラルライフ

2015-02-20 19:07:30 | 本のレビュー


薬草魔女のナチュラルライフ」(東京堂出版) ガブリエル・ビッケル著。

ドイツの奥深くに住む魔女さんからの贈り物であります。ハーブを使ったティーはもちろん、料理、美容、民間療法をすべて網羅した本。 私もハーブには興味があるので、一冊の本いっぱいに詰め込まれた美しい写真の数々や紹介文を味わいながら、読んで行きましたが、ハーブの世界は本当に奥深い!

ハーブは遠い昔から、料理の香り付けにも、体の不調を治療する薬としても用いられてきたことは、あまりにも有名。でも、そんなことを抜きにしても、ハーブと総称されるラベンダーやローズマリーの花々は愛らしく、ハーブガーデンは魅力的。 摘み取ったハーブの花束をさかさまにして、部屋の隅につるしたり、ハーブを詰め込んだ布袋を鍋しきに使うと、熱を通して香りがたちのぼったり・・・と暮らしを豊かに楽しむことができるのです。 ジブリアニメ「千と千尋の神隠し」にも、銭婆の住む屋敷は英国のコテージ調で、ドライハーブの花束がつるしたり、ハーブティーっぽいお茶を楽しんでいたり…とハーブライフを楽しんでいるもよう。 魔女に、ハーブはつきものなのかな?

私も、ハーブに関する知識があり、こんな風に自由自在に、楽しめたらな…と本を読みながら思わずため息。庭からひょいとつかんできたハーブをお風呂に入れたり、カモミールやレモングラス、ローズヒップなどでお茶を楽しんだり、マリーゴールドや薔薇をクリームにして化粧品を作ったり--こんなハーブライフを送れば、永遠に若くいるのも、夢ではない!?

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