昨日、郵便ポストに届いたこの本。
ああ、何十年ぶりの再会か! 実は、私が小学校の時愛読していた少女マンガ「魔女に白い花束を」(曽根まさこ作)――この中世スイスを舞台にしたお話しは、ある村に流れ者としてやってきた黒髪の母娘が魔女として糾弾され、火あぶりにあうという悲劇なのだが、主人公の少女グレートリと村の若者アロイスの悲恋やら昔のヨーロッパの民俗が興味深く語られていて、とても面白かったもの。
曽根まさこさんのオリジナルではなく、原作が牧神社というところから出された「魔女グレートリ」ということまではっきり覚えていた(この少女マンガの本が手元になくなってから、長い時がたつのに)くらいだから、よほど子供心に印象に残っていたらしい。
そうして、ふと思い出して探し当てた原作。「稀少本」との紹介で、長野県の古本屋にあるのを発見!
1975年発行というのだから、もう40年以上も前の本――手に入れられて、本当にうれしい!
これで、しばらく楽しめそう。
母が「いかにも、あんたの好きそうな本ね」とチクリ。 はい、こういった題材が大好きなのであります。
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