のどのど日記

昨日ものどのど,今日ものどのど.
明日は…?

かけ離れてしまった"伝統"を

2011-12-21 | のどのどぬ人

12月21日 国立能楽堂囃子方&狂言ワークショップ

朝から米沢二中さんの体育館へお邪魔して、プロの狂言師2名によるワークショップ。受験を控えた3年生全クラスにも、東京からいらした狂言師にも申し訳ないような寒さの中、吐く息が白いのも物ともせずに、先生方は足袋一枚で狂言「盆山」を演じてくださいました。その後、摺り足、構え、などの基本的な動きや、生垣を鋸で切る様子を声と扇子で表現する「ずかずかずか!」の場面など、実際に全員でやってみたのですが、音楽&美術の先生おふたりが、すごく真剣に楽しんでいらして(生徒よりも真剣!笑)、そうそう、楽しんだもの勝ち!と思ってしまいました。

今日の先生お二人は、習い事として始めた狂言がそのまま職業になってしまったという方たち。きっかけは小学生のときに映像で狂言を見て、面白そう、と思ったことだったとか…。人生の転機ってどこに隠れているかわからないものですね…。写真は笛(能管)のワークショップ用の大判楽譜(?)。スミマセン、全然読めません…未知の世界!

(ゆ)