のどのど日記

昨日ものどのど,今日ものどのど.
明日は…?

からくりからくさ

2010-06-21 | のどのどぬ人

6月21日

検査結果がでて、とりあえず悪くないことがわかってひと安心。
帰宅した途端、横になりたくなって着替えたのに、
本を読み出したら、止まらなくなって横になったまま2冊、一気に読んでしまいました。。

最初は梨木香歩さんのエッセイ「春になったら苺を摘みに」の途中から最後まで。
次は、小田島さんが「のどのどの女性たちを思い出したよ」と教えてくれた、
同じく梨木さんの「からくりからくさ」。
この中に出てくる女性たちも、自分がどんな風に周りから見られているか、自覚がない人たちだけど、
私も誰が誰に似ていると思われたのか、わかるようなわからないような。
でも、紬を織り、織り手を取材する紀久は、ツキかな?
だと、私が蓉子、チアキちゃんが与喜子?反対?

読み終わって、私もいつかはやっぱり、庭のある家に住みたいと思いました。小さくていいんです。
梅と木蓮と、クリスマスローズと月桂樹は欲しいな。裏には桜も。金木犀も梔子も(笑)。
そういえば、ツキ家の庭「木々や花が増えたよ」と言ってたな。今度遊びに行きまーす。

(ゆ)

公式サイズ

2010-06-20 | のどのどぬ人

6月20日

その公式サイズは縦300mm×横400mm×高さ220mm.
合図は「お父さんやめてぇ~」(女性の場合は「お母さんやめてぇ~」).

去年の今頃, その記事を新聞で見てからず~っと気になっていた, 岩手県で開催される世界大会のことです.
ご存知, 「ちゃぶ台返し世界大会」です!

審査基準は, 飛距離(ちゃぶ台の上の食器をどれだけ飛ばせるか…), 芸術性(いかにアーティスティックに食器を舞わせるか…), パフォーマンス(服装その他…), の3つだそうです….

う~ん…, くだらん!
実にくだらん(笑)!
でも, とても気になる!

ちなみに今週末・26日には第4回世界大会が開催されます.
行きたいなぁ, 岩手.

(ド)

「沢辺の蛍」

2010-06-20 | のどのどぬ人

6月20日 第20回市民茶会@米沢市座の文化伝承館

今年のお菓子は「沢辺の蛍」。
寒天のせせらぎの中に、小豆の蛍が留まっています。
懐紙の上にはひとひら、水に濡れた青もみじ。蒸し暑い一日、ここに「涼」がありました。

すっかりお客さんが帰ってから、スタッフのみなさんもどうぞ、と言われ、お菓子と、お抹茶を一服。
疲れた体に、すーっと、風が通っていくのがわかりました。

(ゆ)

音地図づくり

2010-06-18 | のどのどぬ人

6月18日

昨日・今日と県の高教研・研究大会.
今日は研究発表もありました.
転勤2ヶ月でさて何を発表しようか…, と憂鬱な日々を送っていたのですが, そのまま導入期の授業の実践を報告してきました(高校生が描いた音地図について).

写真は帰りに寄った東根のお蕎麦屋さん「明烏」.
巨大エビ天にはナイフが付いてました!

(ド)

玄関から

2010-06-17 | のどのどぬ人

6月17日

あら、ひさしぶりね、
と声をかけてくれたのは、顔見知りの看護士さん。
高校生の頃から通っているお医者さんに、顔を出すのは久しぶり(しばらく元気だった証拠)。

妄想癖に拍車がかからないよう、ちょっとお酒は控えようと思います。
(気がつくと悲劇のヒロインスイッチが入って、シナリオが一気に書きあがってしまう。
これって女の人はみんなよね?え、違う?)

(ゆ)

ぼーちゃん

2010-06-15 | のどのどぬ人

6月15日

時々体を整えてもらいに行く治療院に、少し前から新顔が登場(4匹目と5匹目)。
他の子たちは、お家の方にいるのだけど、この子はよく待合室にいて出迎えてくれます。
本当の名前はボルテックスというかっこいい名前なのに、ニックネームはぼーちゃん。
普通に四つ足で立っても、こちらの胸の高さにお顔がきます。大きい。
こんなに大きいけれどまだ1歳にならないあかちゃん。
大人になったこの種類の子は「白熊みたいだった」らしい、ちょっと怖い。
長い手足を持て余しててホント大きいんだけど、でも、なんだかかわいいのでした。

(ゆ)

ピアノ五重奏の夕べ

2010-06-13 | のどのどぬ人

6月13日

午前中, 米沢東高で練習したあと(不思議な伴奏で失礼しました), 午後からは伝国の杜でコンサート.
小野弘子先生率いるピアノ五重奏に合わせて, 昨日の合唱団が歌い上げてくれました.
歌はやっぱりいいなぁ.
お客さんも出演者もみんな笑顔で, とても素敵なコンサートでした.

うん, 人を動かすのはやっぱり「熱」です!

(ド:写真はリハーサル)

サバンナに立つ象の足元

2010-06-12 | のどのどぬ人

6月12日

高畠・浜田広介記念館で地区高校合唱祭.
今年もそれぞれの学校にそれぞれのカラーがあって, 面白いなぁと思いました.
そしてやっぱり合唱が好きな自分にまた改めて気がついたのでした.

 サバンナに立つ象の足元
 アリが一匹迷子になっている

(ド:昨夜の東保光六重奏団のライヴ(屏風ライブシリーズ「4つの扉」第2弾), 琵琶・尺八・フルート・箏(十七絃)・打楽器・コントラバスの組み合わせがあんな世界を作り出すとは…. 心地よかったです)

金色の天。

2010-06-11 | のどのどぬ人

6月11日
東保光六重奏団「金碧天地響~連続する金地金雲の響き」

思いがあって、言葉となって、音楽となって、音となって。
その「間」を埋めている、音にも声にもならないなにか、張りつめた空気のエネルギーのようなものを
共有すること、共感することの、むずかしさ。
異質な波が重なろうとしてみる時に生まれる、ウルフの不思議な響き。
これは試みのひとつ、と何度も繰り返していた東保さん、ここにひとつの世界を、現したかったのだなぁ。
天と信じて見上げていた金色の雲は、実は足元の地だったりもする。
大場さんの曲は、琵琶の調がそれぞれに表す四季を組みこんでいて、
実は誰も知らない間に春夏秋冬を一周するように、書かれていたらしい。おもしろい~。
なんだか終わっても心がハラハラしていた公演、でもこうしてひとつずつ幕が下りていくと、
やっぱり寂しさが少しずつ増していきます。

(ゆ)


「雑音好きの日本人」

2010-06-10 | のどのどぬ人

6月10日

明日のコンサートの演奏家たちが米沢入り。
琵琶、筝、尺八の演奏家に関わることは、初めてと言っていいくらいめずらしいこと。
(如何に邦楽が自分の国の大衆音楽から離れた所にあるかということを、改めて思ったり、、)
琵琶の塩高さんが、「日本人は雑音が好きだから」という。
最初は「?」と思ったけれど、尺八や琵琶の「音」が鳴る前に聞こえる
風のような音や弦をわざとこする音など(なんて言うか教えてもらったのに忘れてしまった、、)
あぁ、なるほど、と思ったのでした。
これって、暮らしてきた環境、たとえば木造の家のすきま風だったりとか、
なにかそういう触れてきた自然・気候が生む音と関係してるんじゃないかなと思ったのだけれど、
どうでしょうか。

並んでいるのは、「薩摩琵琶」と雅楽に使われる「楽琵琶」。
同じ琵琶でも音の質が全然違ってびっくりでした。

(ゆ)