6月23日
芸工大から米村祥央先生(文化財保存科学)をお招きして, 絵画修復についてのレクチャーをしていただきました.
斜光写真, 紫外線写真, X線写真, 蛍光X線分析…, さまざまな方法で目には見えないアート作品の内側を見る方法を紹介してもらいました.
他にも, たくさんの分析法があるんですねぇ.
炭素崩壊年代測定法(カーボン・フォーティーン)については言葉だけは知っていましたが, そんなに詳しく分かるのか…, と, その奥深さや分析科学の多様さに改めてびっくり.
また, 同じ白色でも, 胡粉, 鉛白, 亜鉛華, 石膏, チタニウムホワイト…, と様々にあって, それぞれ使われていた時代が違うことから絵画の制作年代を特定する方法などもご紹介いただきました.
お話を聴いていると, さながら推理小説の中に入り込んでしまったかのような気分に….
BGMはドラマ「ガリレオ」の音楽で.
(ド)