のどのど日記

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そばっち おもっち うにっち

2014-02-09 | のどのどぬ人

2月9日

吹奏楽の生徒たちとみんなでアンコン東北大会(@岩手)を鑑賞しに行ってきました.
が…, 昨日からすごい雪.
もちろん米沢も降ったのですが, それはいつものこと, こんなに大変なことになっているとは思いもしなかったのです.
この雪で福島・宮城県内の高速道路は全て通行止め.
山形道も笹谷から先は通行止めでした.
ということで…, 笹谷から一関まではひたすら下道(もれなく渋滞中…)を行ってもらいました.
米沢を出発したのが朝7時, 一関インターから高速に再び乗ったのは14時を少し過ぎたころ.
…結局, 岩手県民会館到着は15時20分…, 片道8時間半の移動となりました.

そんな思いをして聴いた アンコン東北大会・高校の部でしたが, 行って/聴けてよかった!と思える演奏がたくさんありました.

ピッチが不安定なところが目についてしまったり, ビートが はまりきらないところが気になったりするアンサンブルがある中, 最も印象的だったのは福島県立平商業高校の木管8重奏(松下倫士「巡礼歌」)でした.
馬の蹄鉄のような変わった並び方で始まった音楽は, 円く座して何かを相談しているかのよう.
紡ぎ出されていく神秘的な会話がなんとも魅力的で, 一瞬にして会場の空気を変えました.
今日の演奏ではダントツ一位だったと思います.

宮城県の聖ウルスラ学院英智高等学校も印象的でした.
1つめのグループ, 打楽器8重奏は安倍圭子さんの「ザ・ウェーブ・インプレッションズⅡ」を演奏.
まさに湧き上がるwaveの, その幅広いダイナミクスがとってもcoooolでした.
2つめのグループ, クラ8の八木澤教司「パーテル・ノステル」も, 空気の中からすーっと出て来た はじまり方がbravi!(中間部以降のピッチ・タテがちょっと残念だったでしょうか)
惹き付けられる演奏だったと思います.

短い時間でしたが, 生徒もとっても刺激を受けたようでした.
それにしても, アンサンブルのステージというのはやっぱり魅力的です.
それは, たった数人で何千人ものお客さんを惹き付けるバンドのライヴと, どこか似ている気がしています.

盛岡から帰るころには高速の規制も解除されていて, 帰りはほぼ予定通りに.
バスの運転手さん, 本当にありがとうございました.

(ド:わんこきょうだい に首ったけ)