2月13日
ジム・ランビー「アンノウンプレジャーズ」展@原美術館
白と黒のビニールテープで、床という床に縞縞模様。立っているだけで眩しい上に、間もなく自分も縞々に編みこまれてしまうんじゃないかという錯覚に陥って、足元がぐらぐらとしてくる。どうしてくれよう。と言いつつなんとも愉快な気持ち。不思議。
渋谷のNADIffで聞き覚えのあるピアノがかかっていた。向井山朋子「Sommer Raisen」。愛する人に差し出した被写体としてのモノクロの身体を、その人を失った今、公開のものとすることを選んだのは向井山さん、なぜ?と聞いてみたかった。(NewCD+写真集「白と黒とで」参照。)久しぶりに聴く「夏の旅」はいつまでも聴いていたい、羊水のような音楽。
(ユ)