マルティ作曲ファンタジーです。
クラリネット以外の人には知られていない作曲家です。
管楽器のための作品にはよくあることなのです
コンサートの比較的直前まで「マーティ」と表され、
英語圏の人とかと思われていました。
それが楽譜から生粋のフランス人だということがわかりました
西欧の習慣はアルファベット表記において、
国が変われば読み方が変わってしまいます。
つまり、読む人の国によって呼び方が変わってしまいますが、
ある程度有名人になると一定の読み方になります。
この曲が日本に入って来る時、
最初に読んだ人の国が英語圏の場合や、
日本のように殆ど英語やローマ字読みしてしまう場合、
その作曲家の呼ばれ方と変わってしまうことがあるのです
英語読みすれば「ジョージ・マーティ」ですが、
実際はフランス人ですから「ジョルジュ・マルティ」です。
一般名詞でも読み方が二通りあるものがありますが、
これは起源が英語かヨーロッパかによって、
読み方や意味も変わってしまうこともあります
セミナー→ゼミナール
メソッド→メトード
ノブハラ→ノビュアハ(フランス語ではこう聞こえます)
交響曲第1番→第1交響曲
こんなことはしょっちゅうあることです。
そこで、この曲も正しい発音になりました。
この「ファンタジー」は優美な遅いテンポの主題と、
技巧的な速いパッセージの部分が交互に現れます
一聴は聴きやすくても、吹きにくそうな音形は、
この曲が地味に難しいことを表しています
この曲に果敢に取り組んだのはクラリネット3年生のまきろん、
ピアノ2年生の末次実玲さんです。
「7月26日に誕生日を迎えたまきろんは北海道出身で、
こちらの暑さには相変わらず慣れず、
実玲さんは容姿とは裏腹に中身はさばさばお笑い系」
(演奏会当日のMC原稿より)
今年ももう残暑ということになりました
今月23日(木)にはヤマハ銀座店において、
ゼミの卒業生グループNOBU-ZEMI DIPLÔMÉが、
「夢詩夏 2ème saison par NOBU-ZEMI DIPLÔMÉ」
というコンサートを行います
ぜひお出かけ下さい
少しミスしてしまったところもあって
先輩には本当に申し訳なかったのですが、
最初から最後まで楽しく演奏する事が出来ました(^ ^)
だからこそもっと伴奏の力を身につけたいと思いました!
その前にピアノの腕を上げなきゃですけどね…(@ ̄ρ ̄@)(笑)