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2004年から2018年まで活動した洗足学園音楽大学・延原ゼミの活動の様子を写真を交えて紹介しています。

NOCTY市民コンサートがいよいよ明後日!

2017-09-14 06:51:51 | 活動報告


NOCTY市民コンサートに向けてリハーサルが続いています。
中でも謎のプログラムがこの「いにしえの楽園Ⅲ」です!

指導教員の延原先生作曲で、
トランペットの馬場ちゃんとピアノのエンドゥのために、
この度、四半世紀ぶりに改作されNOCTY市民コンサートで、
その全貌を現します!



その細かい曲の説明はコンサートの中で行われると思います?が、
馬場ちゃんが独自の曲目解説を作ってくれました!

馬場ちゃん:この曲は「砂」なんですよ。「砂!」

エンドゥ:ふ〜ん。

馬場ちゃん:「いにしえの楽園」に想いを馳せる。

エンドゥ:ふ〜ん。

それでは、馬場ちゃん作の「いにしえの楽園」物語をご紹介します(笑)
《原文のまま》

美しい国。砂漠にあるオアシスに建てられた国。
その国だったところを旅する人。男か女かわからない。
昔の美しかった時を思い、《こんな所ではなかった》と跡地を見る。
そして、それは砂のように緩やかに、
しかしだんだんと勢いを増して流れていく。

流れ行く時間。めくるめく時代。
いくつもの文明が栄え、消えていった。
あの国(楽園)と同じように…。

つくっては壊し、つくっては壊れ…。

緑の大地、風がなびく。
花が舞い、草が揺れる。夢。

時の流れがはやくなる。
もっともっとはやく、はやくはやく。

創造者は夢を見る。いちばんはじめの楽園を。
砂漠にあった国。水や草、自然、豊かであった。

私は何をしているんだろう。
何をしているんだろう。
壊してはつくり、壊してはつくり、
壊してはつくり、壊してはつくり、
私はナニヲしているんだろう。
ワタシは、ワタシは、ワタシは。

全てを放棄していった瓦礫の山から芽生える命の文明。
こんなに美しい国を、命を壊す。
コワレタ、ガラクタの踊り。
白いビルが立ち並ぶ空間で踊り続ける。

創造者は夢を見る。いちばん初めの楽園を。END


馬場ちゃんの妄想はまだまだ続くのでした…笑