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2004年から2018年まで活動した洗足学園音楽大学・延原ゼミの活動の様子を写真を交えて紹介しています。

「奏春譜2014」絶賛で終了!(2)

2014-03-15 01:33:15 | 活動報告


今回の目玉はもちろんエレクトーン
最後のソロだったのが、この村山佳奈さん演奏の、
ハチャトリアン作曲ピアノソナタより第3楽章。

あれ~~ピアノソナタってエレクトーンでしょ
エレクトーンソナタじゃないの

ピアノソナタをオーケストラのように音色をつけて、
編曲と言うよりも別の曲に創作したと言えます
カラー写真を白黒にする、つまり、
オーケストラをピアノ用に編曲することはあっても、
もともと白黒だったものをカラーにする、つまり、
ピアノをオーケストラにするということは、
ドビュッシーやラヴェルには本人の編曲がありましたが、
あとはムソルグスキーの「展覧会の絵」とかのように、
クラシックでは極めて珍しいことです

大きな妄想力と音楽的な自信、さらには勇気が必要です。
村山さんの独自のスタンスとして、
たいへんおもしろい演奏になっていたと思います
そして技術的にもたいへん凝っていました

さて、この日のMCはNOBU-ZEMI DIPLÔMÉで作曲家、
本学入試センターで勤務する平泉奏さんの登場です


iPadを持って話す平泉奏さん

年に1回くらいは現役ゼミのMCに参加します。
今回の裏テーマが「(平泉)奏にも春が来た、譜(ふっ)
ということでこのコンサートのタイトルに決まりました
(注)嘘です。

今回も演奏者から寄せられた情報を基に推敲、
電子オルガンコース生らしい、
ぶっ飛んだ話が多かったように思います

今回はエレクトーンシティを朝のピアノ調律から、
4時間半に及ぶゲネプロ、3時間半に及ぶ本番で、
めいいっぱいお借りしてしまったために、
本番ではどうしてもゆっくり演奏者を紹介する時間もなく、
かなりMCの箇所を限定し端折って進行しました

このコンサートを影で支えた人たちは、
この村山さんのようなエレクトーンの熟練者、
平泉さんのような営業で培ったMC
そして4年生で組まれたセッティングチームなどで、
出口、水谷、縄巻はゼミ最後のお役目でした