やっとホームページにフォトスライドをアップしました。
何とずっと時は溯り、
11月7日の「身体で聴こう音楽会 in SENZOKU」のものです
これらの写真は、前回紹介したパイオニア株式会社の
山本さんからの写真とはまた別に、
世紀の大作とも言うべき403枚もの写真を撮られた、
やはりパイオニア株式会社の橋本和憲さんからのものです
しかも、写真それぞれが今回の照明とも相俟って、
アートのような仕上がりになっています
橋本さんは、ゼミのホームページ表紙の
フラッシュ写真の撮影者でもいらっしゃいます。
今回、9ヶ月ぶりにホームページ表紙の写真も入れ替えました
ぜひ、ご覧下さい
ところで、橋本さんの写真すごいところはまだあります
演奏会が始まる前のリハーサルから写真がたくさんあり、
本番中の写真もたくさんあるのですが、さらに
演奏会が終わってから打ち上げまでの写真も70枚ほどもあるのです
上の写真は打ち上げのもので、この演奏会のプロデューサー・蔦岡Pです。
打ち上げの二次会は、パイオニアの方がいちばん多く、
あとはゼミ卒業生と現役ゼミ生が数人ずつでした。
写真は、温かく打ち上げ二次会に参加してくれたゼミ卒業生の、
溝口さん、懐かしの尾張さん、平泉さんです。
もちろん演奏会から聴きに来てくれていました。
ゼミのホームページ表紙はこちらからご覧下さい。
また、「身体で聴こう音楽会 in SENZOKU」橋本コレクション403枚は、
こちらからぜひご覧下さい
17日に作曲コースの「作品発表演奏会」がありました。
今回は全体に演奏時間が長く力作揃いだったと思います。
ただ、いたずらに時間が長く曲の構築性という意味では、
うまくいっていない曲が目立ち、
音楽を持続させる書法や構造が弱いと感じました。
しかし、3年生の作品は曲のイデーや完成図がしっかりしており、
我がゼミの堀口さんの作品を含めとても好感が持てました。
とりわけ大野有貴子さんの「Movement」は、
弦楽四重奏、コントラバス、フルート、トランペット、
スネアドラムという変則的な編成でしたが、
それぞれの役割や音色的な扱いが個性的な音像を表出し、
徐々に顕在化していくやりたかった音楽への過程が、
とてもすばらしかったと思います
また、堀口明日香作曲「冬の声」は、
フルート8本とヴィブラフォンという編成でした。
素材や手法はクラスターやずれた反復などで、
ひじょうによく用いられる手法ではありますが、
できあがりに対するイメージがしっかりしており、
シンプルながらも演奏効果がよくあがっていました。
楽器編成やフルートの特殊管に持ち替える音色の配慮も、
この曲に変化を与え飽きさせませんでした
他の人も含め、今後の作曲コースの進化を祈ります